前週の流入額上位−「日経225ノーロードオープン」が約3カ月ぶりのトップ

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて前週(2022年12月19−23日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「日経225ノーロードオープン」が約3カ月ぶりのトップとなった。

 「日経225ノーロードオープン」は12月5−9日以来2週ぶりにランクイン。純資金流入額は約322億円で9月26−30日以来のトップとなった。同ファンドのほかには、「楽天 日本株4.3倍ブル」「SBI 日本株4.3ブル」「しんきん インデックスファンド225」が2週ぶり、「eMAXIS 日経225インデックス」が2021年以降で初めてのランクインとなった。前週の国内株式は日本銀行の金融緩和策の修正を受けて大幅に下落し、日経平均株価は前週末比−4.69%となった。前週新たにランクインした5ファンドには、日経平均株価など国内株式の反発を見込んだ資金が流入したもようだ。

 前々週(2022年12月12−16日)に続いてランクインしたのは、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」「野村PIMCO・トレンド戦略ファンドBコース」「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター)、「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社
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