先週の流入額上位−新規設定の「北陸みらい応援ファンド」など3ファンドが新たにランクイン

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて先週(2023年1月30日−2月3日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、1月30日設定の「北陸みらい応援ファンド」(愛称:北陸のかがやき)を含む3ファンドが新たにランクインした。

 「北陸みらい応援ファンド」は、北陸三県(石川県・富山県・福井県)関連企業の株式、日系外債(日本企業または政府系機関・地方自治体の発行する米ドルを中心とした先進国通貨建ての債券)、国内REITに概ね3分の1ずつ投資する。北陸三県関連企業とは、同地域に本社(本店)がある企業、工場や店舗などがある企業及び同地域の経済に貢献している企業を指す。日系外債は基本的に投資適格債を対象とする。

 このほかには、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)が1月16−20日以来2週ぶり、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」が1月4−6日以来4週ぶりにランクインした。

 先週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」。約237億円の純資金流入となり、2週ぶりのトップとなった。このほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「債券パワード・インカムファンド(資産成長型)」(愛称:パワード・インカム)、「ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース」、「パインブリッジ・キャピタル証券ファンド(為替ヘッジあり)」が先々週(2023年1月23−27日)に続いてランクインした。

 一方、先々週トップ10入りしたファンドのうち、「楽天 日本株3.8倍ベアII」、「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」、「エマージング・ソブリン・オープン(資産成長型)」(愛称:エマソブN)がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社
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