前週の流入額上位−「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が4週ぶりトップ

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2023年4月3−7日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が4週ぶりのトップとなったほか、米国株式もしくは先進国株式に投資するインデックス3ファンドが新規にランクインした。

 「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は200億円の純資金流入となり、3月6−10日以来4週ぶりのトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース」「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター)が前々週(2023年3月27−31日)に続いてトップ10入りした。

 前週新規にランクインしたのは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)、「DIAM 外国株式パッシブ・ファンド」「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は3月20−24日以来、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は2月27日−3月3日以来、「DIAM 外国株式パッシブ・ファンド」は2022年以降で初めてのランクインとなった。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「米国株式配当貴族(年4回決算型)」「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」「NZAM・ベータ 先進国株式」がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社
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