前週の流入額上位−『世界のベスト』が3週連続トップ、3ファンドが返り咲き

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2023年5月1−2日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が3週連続のトップとなったほか、3ファンドがトップ10内に返り咲いた。

 「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は約80億円の純資金流入となった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース」「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」「米国株式配当貴族(年4回決算型)」「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」「高成長インド・中型株式ファンド」が前々週(2023年4月24−28日)に続いてトップ10入りした。

 前週トップ10内に返り咲いたのは、「SBI 日本株3.8ベアII」「楽天 日本株3.8倍ベアII」「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」。「SBI 日本株3.8ベアII」と「楽天 日本株3.8倍ベアII」は4月17−21日以来2週ぶり、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は4月10−14日以来3週ぶりのランクインとなった。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」「ジパング・オーナー企業株式ファンド」「日本好配当リバランスオープン」がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社
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