先週の流入額上位−『世界のベスト』が2週連続トップ、新規は5ファンド
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2023年4月24−28日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が2週連続のトップとなったほか、5ファンドが新規にランクインした。
「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は191億円の純資金流入となった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース」、「日本好配当リバランスオープン」、「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」が先々週(2023年4月17−21日)に続いてトップ10入りした。
先週新たにトップ10入りしたのは、「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」、「ジパング・オーナー企業株式ファンド」、「米国株式配当貴族(年4回決算型)」、「高成長インド・中型株式ファンド」、「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」。
「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」は2月20−24日以来、「米国株式配当貴族(年4回決算型)」と「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」は3月27−31日以来、「ジパング・オーナー企業株式ファンド」は設定時の2022年1月31日−2月4日以来、「高成長インド・中型株式ファンド」は2022年以降で見て初めてのランクインとなった。
「ジパング・オーナー企業株式ファンド」は実質的に、国内上場のオーナー企業(原則として経営者が発行済総数の10%以上を保有する企業)の株式に投資する。銘柄選択に際しては、オーナー企業の強みや特徴に関する定性分析を重視しながら、利益成長性や流動性なども考慮する。マザーファンドの2023年3月末時点の組入銘柄数は57。組入上位3銘柄は、金融機関等にオンライン個人認証サービスを提供する『ELEMENTS』(組入比率5.26%)、個人向けクラウドファンディング型不動産投資商品の組成・販売を手掛ける『クリアル』(同4.84%)、ITシステム開発・保守運用の『ベース』(同4.07%)。同月末時点の過去1年間のトータルリターンは10.82%とカテゴリー「国内小型グロース」平均を8.64%上回り、カテゴリー内上位11%(84本中第9位)となっている。
「高成長インド・中型株式ファンド」は外国籍ファンドへの投資を通じて、実質的にインド上場の中型株式に投資する。外国籍ファンドの運用は、インドの総合金融グループであるコタック・マヒンドラ・グループ傘下のコタック・マヒンドラ・アセット・マネジメント(シンガポール)が行う。外国籍ファンドの2023年3月末時点の組入銘柄は80。組入上位3銘柄は、ソフトウエア大手の『Persistent Systems』(組入比率3.2%)、化学大手の『SRF』(同2.9%)、民営銀行の『The Federal Bank』(同2.8%)。同月末時点の過去10年間のトータルリターン(年率)は14.14%とカテゴリー「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」平均を3.75%上回り、カテゴリー23本中第2位となっている。
一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「楽天 日本株3.8倍ベアII」、「SBI 日本株3.8ベアII」、「ティー・ロウ・プライス 米国中小型株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」、「たわらノーロード先進国株式」がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社
「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は191億円の純資金流入となった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース」、「日本好配当リバランスオープン」、「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」が先々週(2023年4月17−21日)に続いてトップ10入りした。
先週新たにトップ10入りしたのは、「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」、「ジパング・オーナー企業株式ファンド」、「米国株式配当貴族(年4回決算型)」、「高成長インド・中型株式ファンド」、「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」。
「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」は2月20−24日以来、「米国株式配当貴族(年4回決算型)」と「世界高配当株セレクト(目標払出し型)毎月決算・為替ヘッジなしコース」は3月27−31日以来、「ジパング・オーナー企業株式ファンド」は設定時の2022年1月31日−2月4日以来、「高成長インド・中型株式ファンド」は2022年以降で見て初めてのランクインとなった。
「ジパング・オーナー企業株式ファンド」は実質的に、国内上場のオーナー企業(原則として経営者が発行済総数の10%以上を保有する企業)の株式に投資する。銘柄選択に際しては、オーナー企業の強みや特徴に関する定性分析を重視しながら、利益成長性や流動性なども考慮する。マザーファンドの2023年3月末時点の組入銘柄数は57。組入上位3銘柄は、金融機関等にオンライン個人認証サービスを提供する『ELEMENTS』(組入比率5.26%)、個人向けクラウドファンディング型不動産投資商品の組成・販売を手掛ける『クリアル』(同4.84%)、ITシステム開発・保守運用の『ベース』(同4.07%)。同月末時点の過去1年間のトータルリターンは10.82%とカテゴリー「国内小型グロース」平均を8.64%上回り、カテゴリー内上位11%(84本中第9位)となっている。
「高成長インド・中型株式ファンド」は外国籍ファンドへの投資を通じて、実質的にインド上場の中型株式に投資する。外国籍ファンドの運用は、インドの総合金融グループであるコタック・マヒンドラ・グループ傘下のコタック・マヒンドラ・アセット・マネジメント(シンガポール)が行う。外国籍ファンドの2023年3月末時点の組入銘柄は80。組入上位3銘柄は、ソフトウエア大手の『Persistent Systems』(組入比率3.2%)、化学大手の『SRF』(同2.9%)、民営銀行の『The Federal Bank』(同2.8%)。同月末時点の過去10年間のトータルリターン(年率)は14.14%とカテゴリー「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」平均を3.75%上回り、カテゴリー23本中第2位となっている。
一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「楽天 日本株3.8倍ベアII」、「SBI 日本株3.8ベアII」、「ティー・ロウ・プライス 米国中小型株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」、「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」、「たわらノーロード先進国株式」がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社