「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」の残高が急ピッチで増加

 「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)の純資産残高が今月19日に5000億円台に乗せた(25日時点は5037億)。旺盛な純資金流入を背景に残高の増加ペースが加速している。

 同ファンドは、日本を含む世界各国(新興国除く)の企業の中から、「株式投資の王道」とする「成長」「配当」「割安」の3つの観点に着目して厳選した企業の株式に投資する。2023年4月末時点のポートフォリオを見ると、組入銘柄数は46、組入比率上位は英投資会社の『3 iグループ』(5.9%)、仏大手容器メーカーの『ベラリア』(4.8%)、米ソフトウエア大手の『マイクロソフト』(4.5%)となっている。

 純資産残高の推移を見ると、1999年1月の設定から約22年9カ月後の2021年10月12日に1000億円に到達。その後、約11カ月後の2022年9月13日に2000億円、約4カ月半後の2023年2月1日に3000億円、約2カ月後の2023年4月4日に4000億円到達と増加ペースが加速し、4000億円到達から約1カ月半で5000億円台に乗せた。

 純資金流入額の増加ピッチも加速している。2023年4月は76カ月連続の純資金流入となり、3月に572億円と設定来最大の純資金流入額となったのに続き、4月も548億円と高水準となった。単月の平均を見ると、2021年の51億円から2022年は145億円となり、2023年(4月まで)は446億円となっている。

 パフォーマンスを見ると、2023年4月末時点の過去10年間のトータルリターン(年率)は8.58%とカテゴリー「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」平均を0.22%下回り、カテゴリー内上位50%(91本中45位)であるが、過去3年間(年率)は22.23%とカテゴリー平均を5.31%上回ってカテゴリー内上位14%(254本中35位)、過去1年間は17.01%とカテゴリー平均を14.76%上回ってカテゴリー内上位1%(342本中2位)と改善が見られる。
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