前週の流入額上位−「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」が4週ぶりトップ

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2023年6月5−9日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が5月8−12日以来4週ぶりにトップ10内入りし、かつトップとなった。同ファンドを含め、米国株式、前進国株式、全世界株式に投資する低コストのインデックス5ファンドがトップ10内に返り咲いた。

 「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の純資金流入額は約243億円となった。この他には、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VT)がいずれも4週ぶりにトップ10入りした。

 前々週(5月29日−6月2日)に続いてトップ10入りしたのは、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)「高成長インド・中型株式ファンド」「ピクテ・バイオ医薬品ファンド(毎月決算型)為替ヘッジなしコース」「スパークス・企業価値創造日本株ファンド」が前々週に続いてトップ10内となった。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド」の「Aコース(為替ヘッジあり)」と「Bコース(為替ヘッジなし)」「ジパング・オーナー企業株式ファンド」「ダイワ・US−REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」「米国株式配当貴族(年4回決算型)」がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社
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