つみたてNISA口座数は前四半期比8.0%増、買付額は13.6%増―金融庁調査(23年3月末時点)

 金融庁が先日公表した「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査(2023年3月末時点)」によると、つみたてNISAの口座数及び口座における買付額ともに、前四半期比での増加が続いた。金融庁は四半期ごとにNISAの開設・利用状況調査を実施している。

 2023年3月末時点の口座数は、一般NISAが約1090万口座(22年12月末比1.4%増)、つみたてNISAが約783万口座(同8.0%増)となった。買付額は、一般NISAが約28兆3421億円(同4.3%増)、つみたてNISAが約3兆2396億円(同13.6%増)となった。

 2022年3月末時点との比較では、口座数が一般NISAで3.3%増、つみたてNISAは33.4%増、買付額は一般NISAで12.2%増、つみたてNISAが79.5%増となった。

 つみたてNISA対象ファンドは現時点で、「指定インデックス投資信託」197本、「指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等)」30本、ETF8本(米国籍1本含む)の合計235本となっている。
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