前週の流入額上位−「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が4週ぶりトップ

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて、前週(2023年7月3−7日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が4週ぶりのトップとなったほか、5ファンドが新規にトップ10入りした。

 「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の純資金流入額は約304億円。前々週(6月26−30日)の3位から順位を上げ、6月5−9日以来のトップとなった。同ファンドのほかには「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)「高成長インド・中型株式ファンド」「高成長インド・中型株式ファンド(年1回決算型)」が前々週に続いてトップ10内となった。

 前週新たにトップ10にランクインした5ファンドは「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)「日経225ノーロードオープン」「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」「iFreeNEXT インド株インデックス」。「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は6月5−9日以来「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は6月12−16日以来「日経225ノーロードオープン」6月19−23日以来「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」は22年10月11−14日以来のランクイン。「iFreeNEXT インド株インデックス」は今年3月13日の設定来初のランクインとなった。

 「iFreeNEXT インド株インデックス」はインド株式に投資するインデックスファンドで、Nifty50指数(配当込み、円ベース)をベンチマークとする。信託報酬等(税込)は年率0.781%。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち「GS ワールド・シフト株式ファンドBコース(為替ヘッジなし)」(愛称:SHIFTWIN)「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」「ノムラ・ジャパン・オープン」「スパークス・企業価値創造日本株ファンド」「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社
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