前週の流入額上位−『世界のベスト』が3週ぶりトップ、4ファンドが返り咲き

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2023年10月16−20日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)が3週ぶりのトップとなったほか、4ファンドが返り咲いた。

 「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)は150億円の純資金流入。前々週(10月10−13日)の3位から順位を上げ、9月25−29日以来のトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VTI)、「日本好配当リバランスオープン」が前々週に続いてトップ10入りした。

 前週トップ10内に返り咲いたのは、「日経225ノーロードオープン」「ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド」「たわらノーロード先進国株式」「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」。順に、10月2−6日以来、9月11−15日以来、8月14−18日以来、5月8−12日以来のトップ10入りとなった。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「イーストスプリング・インド消費関連ファンド」「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・VT)がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社
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