国内株式型の好パフォーマンス続く、大分類別、カテゴリー別でトップ―24年3月末時点の年初来リターン

 国内株式型ファンドの好パフォーマンスが続いている。ウエルスアドバイザーの大分類別に、2024年3月末時点の年初来のトータルリターンを見たところ、国内株式型は16.91%となり、全10分類中でトップとなった。2023年年間のトータルリターンも25.87%と全大分類中トップであった。国内株式は2023年には、東京証券取引所の株価純資産倍率(PBR)1倍割れ企業に対する改善要請などを背景に大幅に上昇し、2024年も大幅に続伸している。

 大分類よりも細かいカテゴリー別に年初来のトータルリターンを見ると(ブル・ベア型除く66カテゴリー対象)、「国内大型バリュー」が20.72%でトップとなり、以下、第2位「国内大型グロース」(18.89%)、第3位「国内大型ブレンド」(18.32%)、第4位「国内中型バリュー」(16.34%)、第5位「国内中型ブレンド」(15.40%)、第8位「国内中型グロース」(13.68%)と上位10カテゴリーのうち6カテゴリーを占めた。

 個別ファンド(*)で見ても国内株式型ファンドの優勢が目立つ。年初来のトータルリターンの上位10ファンドのうち、第2位の「トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド」(39.43%)、第4位の「日本次世代経営者ファンド(愛称:情熱列島)(29.27%)、第5位の「ドイチェ・ジャパン・グロース・オープン(愛称:咸臨丸)」(28.96%)など7ファンドが国内株式型ファンドとなった。なお、トップは国際株式型の「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」で年初来リターンは40.50%となった。

 *国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、ETF除く、通貨選択型、ブル・ベア型も除く)
提供:ウエルスアドバイザー社
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