「国内小型グロース・純資産額100億円未満」が上位に―4月の投信市場

 モーニングスターがまとめた4月の投信市場における類似ファンド分類ごとの1カ月リターン平均では、「国際株式・REIT(為替ヘッジあり)」(2本)の平均が7.42%で上位となった。
 主要な類似ファンド分類では、「国内小型グロース・純資産額100億円未満」(31本)の平均が5.76%、「国内小型バリュー」(16本)が5.54%、「J−REIT」(22本)の平均が5.52%と、日本の株式に投資するファンドの平均が上位となった。
 東証マザーズ指数が4月に12.0%上昇するなど、大型株が伸び悩むなかで中小型の銘柄や新興市場の銘柄に資金が流入する形となった。一方、主要な類似ファンド分類のなかでマイナスが大きかったのが、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」(29本)のマイナス2.11%。中国政府による、不動産市場の投機抑制に対する追加措置などが影響した。このほか、「日経225連動型」(30本)がマイナス0.31%、「国際債券・欧州(為替ヘッジなし)」(20本)がマイナス0.28%となった。
 4月の新設ファンドは計46本(マネープールFを含む)。「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>の当初募集金額が1242億円超で1位となった。このほか、「野村 クラウド&スマート関連株投信Bコース」<2010041602>の当初募集金額が945億円超となり、「次世代輸送関連株ファンド(限定追加型)」<2010042201>が519億円超となるなど、3月との比較では新設ファンドの当初設定額は大きく伸びた。
提供:モーニングスター社
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