新設ファンドの「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」が1位――4月の純流入ランク

 モーニングスターはこのほど、4月の追加型株式投信の1カ月間の純流入ランキングをまとめた。1位は、この間に新規設定された「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>で、2766億円超の純資金流入となった。2位には「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」<2003120902>が1930億円超で続いた。また、3位には同じく新規設定の「野村 クラウド&スマート関連株投信Bコース」がランクインし、上位5ファンド中3ファンドがこの間に新規設定されたファンドが占め、新規設定ファンドの強さが際立つ結果となった。2位の「フィデリティ・USリートB(為替ヘッジなし)」は短期間で大量の資金が流入したこともあり、5月19日で買い付け申し込みを一時停止している。
 10年4月末時点での過去6カ月間では、1位は「SMBC・日興ニューワールド債券(レアル)」<200910300D>が4316億超の資金流入となり、09年に人気を集めた「通貨選択型」ファンドの一つが入った。過去1年間でみると、「ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型)」<2008112601>が4933億円超の資金流入となっている。一方、過去1年間の純流出は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が1位となった。
提供:モーニングスター社
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