「日興・アシュモア・G・マルチストラテジー・F」が資産配分比率を変更、新興国債券の投資上限引き上げ

 日興アセットマネジメントは6月1日から、「日興・アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド(愛称=ネクストスター)」<2007042701>の主要投資対象である「アシュモア・グローイング・マルチストラテジー・ファンド・リミテッドクラスB」(運用はアシュモア・インベストメント・マネジメント・リミテッド)において、米ドル建て新興国債券への投資上限を従来の50%から65%に引き上げると発表した。08年の世界的な金融危機以降、新興国の米ドル建て高利回り社債が大幅に下落し、収益機会が拡大したとの見方によるもの。
 主要投資対象ファンドの4つの戦略の資産配分比率は米ドル建て新興国債券がゼロ%から65%、現地通貨建て新興国債券はゼロ%から50%、新興国株式はゼロ%から50%、スペシャル・シチュエーションがゼロ%から15%になる。
 4月30日時点での主要投資対象ファンドの運用戦略別配分比率では、米ドル建て新興国債券49.8%、現地通貨建て新興国債券46.9%、新興国株式19.1%、スペシャル・シチュエーション14.6%、短期金融資産などマイナス30.4%となっている。
提供:モーニングスター社
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