「国際債券・グローバル(為替ヘッジあり)」、「国内債券」がプラスのリターン――5月の投信市場

 モーニングスターがまとめた5月の投信市場での類似ファンド分類ごとの1カ月のトータルリターン平均では、「株式ベア型」(2本)が19.53%のリターンで1位となった。一方、主要な類似ファンド分類では、「国際債券・グローバル(為替ヘッジあり)」(14本)が1.05%のリターン、「国内債券」(54本)が0.08%のリターンとなったほかは、総じてマイナスのリターンとなった。NYダウが1万ドルの大台を割り込むなど、世界的に株価が下落するなか、リスク回避の動きが強まったことが影響した。

 主要な類似ファンド分類のなかでマイナスが大きくなったのが、「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」で、マイナス15.30%となった。ギリシャに端を発した欧州の財政問題が拡大をみせ、対ユーロで円高が進んだことも影響した。「国際株式・エマージング」もマイナス13.80%となるなど、リスク回避の動きが響いた。

 5月の新設ファンドは計22本(含む限定追加型)。「野村 高金利国際機関債投信(毎月分配型)」<2010052701>の当初募集金額が265億円超で1位となった。このほか、2位は「ツインアクセル(伯国債&越株式)(2917−01)」<2010052501>が262億円超、3位は「ツインアクセル(伯国債&尼株式)(2017−01)」<2010052502>が239億円超で続いた。ただ、4月に大きく伸びた当初募集金額は相場環境を反映して落ち込む結果となった。
提供:モーニングスター社
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