モーニングスターでは、５月の１カ月間でのファンドの純資産増加額（全２９７５本）をランキングした。１位となったのは、４月に新規設定された「野村　Ｇ・ハイ・イールド債券（資源国通貨）毎月」<2010042302>。純資産増加額は６００億円超となった。同ファンドは４月に続いての純資産増加額１位となったが、４月の純資産増加額２６９７億円と比較すると、資金流入は落ち着きをみせた。２位は「フィデリティ・ＵＳリートＢ（為替ヘッジなし）」<2003120902>で、４７４億円超の純資産増となった。同ファンドも４月に続いての２位となったが、５月に内外株式市場が下落したことを反映し、純資産増加額自体は大きく落ち込んでいる。３位は５月に新規設定された「野村　高金利国際機関債投信（毎月分配型）」<2010052701>が入った。純資産額が増加したファンド数は３３１本となった。

　一方、純資産が減少したファンドで１位となったのは、「グローバル・ソブリン・オープン（毎月決算型）」<1997121801>。２位は、「ピクテ・グローバル・インカム株式（毎月分配）」<2005022803>、３位は「ダイワ・グローバル債券ファンド（毎月）」<2003102301>となった。純資産が減少したファンドの本数は２５９７本となっている。
提供：モーニングスター社