楽天証券がバンガードのETF3本を取引開始、マネックス証券は17日、SBI証券は19日から開始予定

 楽天証券は14日、米大手投信会社のバンガード・グループのETF(上場投資信託)3本の取り扱いを開始した。取り扱うのはニューヨーク証券取引所(NYSEArca)に上場するETFで、新興国の株式を投資対象とする「バンガード・エマージング・マーケット・ETF (VWO)」、欧州先進国の株式を投資対象とする「バンガード・ヨーロピアン・ETF(VGK)」、日本やオーストラリア、香港など太平洋諸国の株式を投資対象とする「バンガード・パシフィック・ETF(VPL)」の3本。バンガードのETFは低コストで運用できる点が特徴で、楽天証券の場合、信託報酬はそれぞれ、VWOが0.25%、VGKが0.12%、VPLが0.12%となっている。バンガード・インベストメンツ・ジャパン証券は13日に、3本のETFについて、12日付で金融庁への届出が完了したと発表。国内証券会社で近日中に購入可能になるとしていたが、楽天証券がいち早く販売を開始した。17日からはマネックス証券、19日からはSBI証券でもこれらのETFが売買可能になる予定。


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