新興国通貨ETFが相次ぎ安値更新、9月高値からの下落率はレアルが35%、ルピーが20%超
新興国通貨の下げ幅拡大を受けて、円に対する為替レートに連動する大証上場のETFが21日、相次ぎ安値を更新した。「NEXT FUNDS ブラジル通貨レアル連動型上場投信(伯レアルETF)」<1341.OS>が前日比2.68%安、「NEXT FUNDS インド通貨ルピー連動型上場投信(印ルピーETF)」<1340.OS>が同2.08%安となり、それぞれ10月28日に付けた安値を割り込んだ。「NEXT FUNDS ロシア通貨ルーブル連動型上場投信(露ルーブルETF)」<1342.OS>は同1.73%安の340円まで下落し、安値の337円に接近している。
米国株式の大幅続落で、リスク回避目的の円買いが強まり、新興国通貨の売り圧力が強まっている。また、原油などの商品価格の下落がブラジルやロシアなど資源国の通貨の重しになっている。
上場した9月の高値からの下落率はそれぞれ、伯レアルETFが35.95%、印ルピーETFが23.26%、露ルーブルETFが22.01%に達している。
提供:モーニングスター社
米国株式の大幅続落で、リスク回避目的の円買いが強まり、新興国通貨の売り圧力が強まっている。また、原油などの商品価格の下落がブラジルやロシアなど資源国の通貨の重しになっている。
上場した9月の高値からの下落率はそれぞれ、伯レアルETFが35.95%、印ルピーETFが23.26%、露ルーブルETFが22.01%に達している。
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