都民銀行の11月の投信販売額は2カ月ぶりの小幅資金流入超へ

 東京都民銀行によると、世界的な金融危機の影響で10月の投信販売額は2カ月連続で資金流出が流入を上回ったものの、「11月は資金流出の流れが止まり、若干ながら流入超に戻った」(プライベートバンキング部)と販売面で多少落ち着きが出てきたという。同行では金融危機による投信への影響などを顧客に詳細に説明しており、若干の販売回復につながっているとの見方を示した。一方、10月の投信販売実績は今上期(4〜9月)の平均に比べて「およそ半減」(同)という。
 販売額の内訳で見ると、国際投信投資顧問の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月分配型)」(追加型株式投信/バランス型)<1997121801>やニッセイアセットマネジメントの「ニッセイ高金利国債券ファンド(愛称=スリーポイント)」(追加型株式投信/バランス型)<2006072103>、ピクテ投信投資顧問の「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(追加型株式投信/ファンド・オブ・ファンズ)<2005022803>などの「毎月分配型」ファンドなどが従来同様に人気を集めているという。


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