S&PのADR指数に連動するETFが米国で登場、売上高ベースで銘柄構成を決定
ETF(上場投資信託)提供会社の米レベニューシェアズ・インベスター・サービシズは20日、ADR(米国預託証券)に投資するETF「レベニューシェアズ・ADR・ファンド(RTR)」の運用を開始した。上場市場はニューヨーク証券取引所(NYSEアーカ)。
投資情報サイト「シーキング・アルファ」によると、同ファンドはS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)の指数「S&P・ADR・インデックス」に連動する初めてのETFという。米国以外に拠点を置く企業が発行するADRが主な投資対象となる。米国の投資家が海外企業に投資する際には、ヨーロッパ、オーストラリアおよび極東地域の銘柄で構成される「MSCI・EAFE・インデックス」に連動するファンドが主な選択肢となっていたが、今回登場したRTRはこれらの地域に加えて、カナダ、メキシコ、南米の銘柄が組み入れられているなど、多くの地域に分散投資できるメリットがある。
また、レベニューシェアズが提供するETFは企業の売上高に応じて銘柄構成を決定することで、時価総額ベースで銘柄構成を決める一般的なETFと差別化を図っている。
提供:モーニングスター社
投資情報サイト「シーキング・アルファ」によると、同ファンドはS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)の指数「S&P・ADR・インデックス」に連動する初めてのETFという。米国以外に拠点を置く企業が発行するADRが主な投資対象となる。米国の投資家が海外企業に投資する際には、ヨーロッパ、オーストラリアおよび極東地域の銘柄で構成される「MSCI・EAFE・インデックス」に連動するファンドが主な選択肢となっていたが、今回登場したRTRはこれらの地域に加えて、カナダ、メキシコ、南米の銘柄が組み入れられているなど、多くの地域に分散投資できるメリットがある。
また、レベニューシェアズが提供するETFは企業の売上高に応じて銘柄構成を決定することで、時価総額ベースで銘柄構成を決める一般的なETFと差別化を図っている。
提供:モーニングスター社