「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」が首位―7月28日までの1カ月間の純資産増ランク

 モーニングスターでは、7月28日までの過去1カ月間の各ファンドの純資産増加額(全2988本)のランキングをまとめた。

 この間、「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>が1位となり、純資産増加額は1037億円超となった。6月の純資産増加額ランクでも同ファンドが1位となっており、投資家の人気を集めている。10年6月には140円の初分配を行っており、分配金に注目した投資家も出ているようだ。

 2位は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>の572億円超、3位は「(通貨選択S)新興国債券<レアル>(毎月)」<2009042805>の562億円超と、6月にも人気を集めたファンドが上位に入った。また、この間に新規設定された「野村 グローバル CB投信(資源国通貨)毎月」<2010072202>は約520億円超を集め、4位に入った。このほか、上位に入ったファンドでは、「ラサール・グローバルREIT(毎月分配型)」<2004032603>など、REIT(不動産投資信託)に投資するファンドが目立った。10位の「DIAM J−REITオープン(毎月決算コース)」<2003122501>はこの間328億円超を集めたが、信託金限度額の500億円に接近したため、27日から買い付け申し込み受け付けを一時停止している。

 この間、1699本のファンドの純資産額が増加し(95本が変わらず)、1194本のファンドの純資産額が減少した。
提供:モーニングスター社
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