世界初の漁業関連ファンド「アムンディ・グローバル漁業関連株投信」をアムンディが8月20日に設定(1)

 アムンディ・ジャパンは8月20日、世界初の漁業関連ファンドとなる「アムンディ・グローバル漁業関連株投信 Aコース(為替ヘッジあり)/Bコース(為替ヘッジなし)」(追加型投信/内外/株式)の設定・運用を開始する。同ファンドはアムンディ・ジャパン(クレディ・アグリコル アセットマネジメントとソシエテ ジェネラル アセット マネジメントが7月1日に合併して誕生)にとって、初の新規設定ファンドとなる。また、為替ヘッジを行う「Aコース」、為替ヘッジを行わない「Bコース」を設定し、両ファンド間では無料でスイッチングが可能となる。当初募集期間は8月9日から19日まで。年1回(原則、5月10日)決算。販売会社は野村証券。

 「アムンディ・グローバル漁業関連株投信」は、「アムンディ・グローバル漁業関連株マザーファンド」受益証券への投資を通じて、主に世界の漁業関連企業の株式などに実質的に投資する。今回、同ファンドで「漁業」関連に注目したのは、「世界で最も魚を消費している日本人には実感がないかもしれないが、魚を食する人は世界で増加している。『漁業』は成長産業となっている」(アムンディ・ジャパン投資信託本部)ためだという。また、水産資源は、世界の人口拡大や先進国での健康志向の高まりを受けた需要拡大が見込まれ、水産資源の確保と安定供給のため、国家戦略としての投資・支援が期待できるとの見方だ。特に海面漁業による生産量は1980年代後半から伸びが止まっているが、この間、養殖業による生産が進んでおり、こうした漁業関連銘柄は「新たなグロース銘柄」(同)として注目できるという。

 マザーファンドの運用指図に関する権限は、グローバルな農業・水産関連株の運用に実績のあるアムンディ エス・エーに委託する。アムンディの大株主であるクレディ・アグリコルS.A.はクレディ・アグリコル・グループの一員であり、同グループはフランスの農業系金融機関の中央機関として1894年に設立されるなど、農業・水産ビジネスと過去から縁が深い。クレディ・アグリコル・グループでは従来から農業関連のファンドを運用し、長い運用経験も有している。同ファンドは、アムンディ・エス・エーの経験豊富な「コモディティ株式チーム」のなかでも農業関連を担当する「アグリカルチャー」株式チームが担当する。「コモディティ株式チーム」は「資源(エネルギー・素材)」株式、「金」株式、「再生エネルギー」株式、「水」株式と幅広い関連銘柄をカバーしており、こうした知識が「漁業関連」の株式の選別につながる。
提供:モーニングスター社
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