モルガン・スタンレーAMの「モルガン・スタンレー世界高金利通貨投信」が投資対象通貨を入れ替え
モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信は15日、「モルガン・スタンレー世界高金利通貨投信(毎月分配型/年2回決算型)」(追加型株式投信/バランス型)<2008082802>/<2008082803>の投資対象通貨を入れ替えたと発表した。投資対象10通貨のうち、デンマーク・クローネを外し、新たにハンガリー・フォリントを選定した。
ハンガリーは08年夏以降に通貨安が進行したが、同社では既に適正水準まで調整されたとみている。IMF(国際通貨基金)による融資と保有する外貨準備でハンガリーの短期対外債務のファイナンスはまかなえると判断。同国の中銀は今後、利下げを実施する可能性が高いと想定されるが、それでも他の欧州圏の通貨と比較してハンガリー・フォリントは高金利通貨であり続けるとした。キャリー面で優位な同通貨へ投資を行うことで、高いインカム収益が可能と指摘する。
一方、デンマーク・クローネはデンマーク中銀が利下げを行ったことで欧州圏における相対的な高金利通貨としての魅力度が低下したという。
提供:モーニングスター社
ハンガリーは08年夏以降に通貨安が進行したが、同社では既に適正水準まで調整されたとみている。IMF(国際通貨基金)による融資と保有する外貨準備でハンガリーの短期対外債務のファイナンスはまかなえると判断。同国の中銀は今後、利下げを実施する可能性が高いと想定されるが、それでも他の欧州圏の通貨と比較してハンガリー・フォリントは高金利通貨であり続けるとした。キャリー面で優位な同通貨へ投資を行うことで、高いインカム収益が可能と指摘する。
一方、デンマーク・クローネはデンマーク中銀が利下げを行ったことで欧州圏における相対的な高金利通貨としての魅力度が低下したという。
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