シュローダー証券投信が「2009年新興国株式市場の見通し」について臨時レポート
シュローダー証券投信投資顧問は16日、臨時レポート「2009年新興国株式市場の見通し」を発表した。
世界経済の減速が2009年も続くとみられる中、シュローダー投信では、OECD(経済協力開発機構)加盟国の経済成長率をマイナスの1%と予想する一方、新興国全体の成長率をプラス3.5%程度と想定。「2010年に向けて世界景気は回復局面を迎え、新興国が世界経済をけん引する」との見方を示している。
現在、世界全体の株式相場下落にともない、多くの投資家は新興国株からも資金を引き上げているが、シュローダー投信は新興国株の予想PERが7.5倍(過去平均は13倍)と割安な水準である点を挙げ、こうした資金流出について「ファンダメンタルズを反映していない」とコメント。先進国が直面している負債の削減は懸念要因ではなく「現在の割安な株価水準を考慮すれば、新興国株式には大きな投資妙味がある」と結論している。
提供:モーニングスター社
世界経済の減速が2009年も続くとみられる中、シュローダー投信では、OECD(経済協力開発機構)加盟国の経済成長率をマイナスの1%と予想する一方、新興国全体の成長率をプラス3.5%程度と想定。「2010年に向けて世界景気は回復局面を迎え、新興国が世界経済をけん引する」との見方を示している。
現在、世界全体の株式相場下落にともない、多くの投資家は新興国株からも資金を引き上げているが、シュローダー投信は新興国株の予想PERが7.5倍(過去平均は13倍)と割安な水準である点を挙げ、こうした資金流出について「ファンダメンタルズを反映していない」とコメント。先進国が直面している負債の削減は懸念要因ではなく「現在の割安な株価水準を考慮すれば、新興国株式には大きな投資妙味がある」と結論している。
提供:モーニングスター社