「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」が首位キープ―9月の純資産増加額ランク

 モーニングスターはこのほど、9月(8月31日から9月30日)の1カ月間での追加型ファンドの純資産増加額をまとめた。

 純資産増加額の1位は8月に続いて「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>となり、純資産増加額は1615億円超となった。9月末時点での純資産額は8400億円超に達している。同ファンドは4月の設定以来、資金の流入傾向が継続。6月15日に140円の初分配を行ったあと、同額の分配金を維持している。

 2位は1086億円超の純資産増で「アシュモア新興国財産3分法F毎月(レアル)」<2010022601>となった。3位は929億円超の純資産増で「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>となり、これまでも人気を集めている既存ファンドが引き続き資金を集めているようだ。

 一方で、この間に新規設定されたファンドについては、「米国ハイ・イールド債(通貨選択)レアル(毎)」<2010092706>が184億円超の純資産増となったが、過去と比較して新規設定ファンドの人気はやや陰りが出ているとみられる。また、世界の債券、REIT(不動産投資信託)に投資するファンドが純資産増加額の上位を占めるなかで、世界の株式に投資するファンドでは、「グローバル好配当株オープン」<2005072201>の純資産増加が314億円超と多かった。このほか「アジア・オセアニア好配当成長株(毎月)」<2005102701>など、株式に投資するファンドの中でも高配当の株式に投資するファンドの純資産増が目立った。

 一方、純資産総額が減少したファンドで1位となったのは、「マイストーリー分配型(年6回)Bコース」<2005053002>だが、減少額自体は118億円超にとどまった。2位は「野村エマージング債券投信(レアル)毎月」<2009111708>、3位は「みずほハイブリッド証券(通貨選択)レアル」<2009111604>とこれまで投資家人気を集めたファンドでも純資産が減少するものが出たが、減少額自体は比較的小幅にとどまっている。
提供:モーニングスター社
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