インデックス投資テーマのイベントが大盛況(2)=ブロガーが選ぶ最優秀ファンド発表

<投信ブロガー、信託報酬引き下げの「有言実行」を評価>

 イベント後半では「投信ブロガーが選ぶ!ファンド・オブ・ザ・イヤー2010」の表彰式が行われ、10位から1位までが発表された。順位は投信ブロガーの投票によって決定され、1位には住信アセットマネジメントの「STAM グローバル株式インデックス・オープン」<2008010904>が選ばれた。MSCIコクサイ・インデックスへの連動を目指すファンドで、日本を除く主要先進国の株式を投資対象とする。

 同ファンドは08年度も1位に選ばれ、住信アセットの担当者はその際の受賞スピーチで資産残高が増加すれば信託報酬の引き下げを検討するとコメントした。実際に住信アセットは昨年7月、STAMインデックスシリーズのファンド8本の信託報酬を一斉に引き下げた。同賞の運営委員長である著名ブロガーのrennyさん(ハンドルネーム)は10年度に同ファンドが再び1位となった理由について、「信託報酬の引き下げが評価された。まさに有言実行であり、投資家との信頼関係がなければできないことだ」と指摘。住信アセットに対する期待から、「(他社の)新しいインデックスファンドが出ても、STAMのファンドを買い増した投資家が多かったとみている」と話した。住信アセットの営業企画部 商品開発・営業企画グループ長の山田秀俊氏は今回の受賞スピーチで、「投資家と運用会社ががっちりタッグを組んで、よい投信を作っていきたい」と語った。

 2位は三菱UFJ投信のインデックスファンドで、新興国の株式に分散投資する「eMAXIS 新興国株式インデックス」<2009102808>となった。3位にはバンガード・グループが提供する米国上場の外国籍ETF(上場投資信託)で、先進国と新興国の株式に幅広く投資する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」がランクインした。
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。