株式ベア型、為替ベア型が1位・2位――5月の「カテゴリー」月間リターンランク
モーニングスターはこのほど、2011年5月末までのカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をまとめた。
主要なカテゴリーでは、「株式ベア型」の過去1カ月間のトータルリターンの平均が4.04%の上昇となり、トップとなった。2位は「為替ベア型」で2.85%の上昇となった。
5月は為替相場が一時海外市場で1ドル=80円割れするなど不安定な形で円高・ドル安に向かったこともあり、為替ヘッジをせず海外資産に投資するファンドには逆風となり、株式ベア型、為替ベア型が一躍上位を占めることとなった。
このほか、主要なカテゴリーのなかでは、「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」が1.51%の上昇、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジあり)」が1.34%の上昇となり、国際債券型の為替ヘッジありタイプのファンドが上位を占めた。
4月は金融市場が東日本大震災後から落ち着きを取り戻し、カテゴリー間のトータルリターンの平均は5%台から3%台の変動幅となったが、5月は不安定な為替動向や商品価格の急落、欧州財政不安が一段と高まったことから先行き不透明感が広がり、同4%台から同7%台と下方に変動幅が広がった。
提供:モーニングスター社
主要なカテゴリーでは、「株式ベア型」の過去1カ月間のトータルリターンの平均が4.04%の上昇となり、トップとなった。2位は「為替ベア型」で2.85%の上昇となった。
5月は為替相場が一時海外市場で1ドル=80円割れするなど不安定な形で円高・ドル安に向かったこともあり、為替ヘッジをせず海外資産に投資するファンドには逆風となり、株式ベア型、為替ベア型が一躍上位を占めることとなった。
このほか、主要なカテゴリーのなかでは、「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」が1.51%の上昇、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジあり)」が1.34%の上昇となり、国際債券型の為替ヘッジありタイプのファンドが上位を占めた。
4月は金融市場が東日本大震災後から落ち着きを取り戻し、カテゴリー間のトータルリターンの平均は5%台から3%台の変動幅となったが、5月は不安定な為替動向や商品価格の急落、欧州財政不安が一段と高まったことから先行き不透明感が広がり、同4%台から同7%台と下方に変動幅が広がった。
提供:モーニングスター社