「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」が首位―5月の純資産増加額

 モーニングスターはこのほど、5月の国内追加型株式投信の純資産増加額月間ランキングをまとめた(期間中の新設ファンド、DC、SMA、ETFは除く)。

 「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」<2012021701>が102億円増加し、第1位となった。次いで第2位は「BAM ワールド・ボンド&カレンシー・ファンド」<1998042806>で97億円の増加。第3位は「野村 グローバルREITプレミアム(通貨)毎月」<2012041902>で95億円増加した。

 5月は、4月の米雇用統計が市場予想を下回ったことや、スペインの金融不安、ギリシャのユーロ離脱懸念が強まったことなどから、TOPIX(東証株価指数)は前月末比で10.54%下落した。世界の株式市場がほぼ全面安となり、純資産増加額も全般的に縮小した。

 また、5月は100億円を超える設定額の新規ファンドが2本あったこともあり、相対的に既存ファンドへの物色意欲が低かったものと思われる。

 一方、純資産減少額上位では、「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>が1229億円の減少となり、次いで、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が1058億円の減少、「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>が968億円の減少などとなった。

 なお、カテゴリーごとの純資産増加額では、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジあり)」、「国際株式・北米(為替ヘッジあり)」、「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」など、いずれも為替ヘッジありのカテゴリーが上位に並んだ。
提供:モーニングスター社
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