フィデリティの「ストラテ」のポートフォリオ・マネジャーが語る、「ストラテ」の債券投資戦略の魅力(2)
フィデリティ投信の「フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド Aコース(為替ヘッジ付き)」(以下、ストラテA)<1998093005>、そして「フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」<1998093006>のポートフォリオ・マネジャーを務めるジョアンナ・ビュイック氏に「ストラテA」の投資戦略と、ファンドの魅力について語ってもらった。
――「ストラテA」と同じ基本資産配分比率で運用する米国の「ストラテジック・インカム・ファンド」(以下、ストラテ)ファンドは順調に純資産額を伸ばし、米国における「マルチセクター・ボンド・ファンド」全体の中でもシェアを拡大しています。その理由は何でしょうか。
ビュイック氏「『マルチセクター・ボンド・ファンド』はさまざまな債券セクターに投資でき、リスクが低く、安心感があるという点が人気の背景です。米国では株式への投資から、よりリスクの低い債券への投資に人気が移ってきていますが、金利が低下するなか、今までは、例えば米国債のみだった投資から、より高いリターンを求めて幅広い債券への投資が広がってきています。加えて、『ストラテ』の魅力は、リスクに対するリターンが良好である点です。更に、リターンが高いことはもちろん重要ですが、きちんとリスク管理できていることが非常に重要です」
――今後の債券市場の見通しと、運用姿勢についてお聞かせください。
ビュイック氏「欧州債務問題は世界の金融市場に大きな影響を与えていますが、私は慎重なスタンスで投資に臨んでおり、リスクが高まる可能性に注意しています。こうした金融危機時には米国債に対しては比較的安全な資産としての機能を求めています。また、先進国債券(除く米国)ではイタリアの組み入れ比率を下げ、ドイツの組み入れ比率を上げています。さらに、(危機発生時に)迅速に対応できるように流動性を確保した運用も心がけています」
――最後に投資家へのメッセージをお願いします。
ビュイック氏「日本と米国の『ストラテ』は過去、米国の利上げ局面でも利下げ局面でも一貫して堅調なパフォーマンスを上げており、景気サイクルに左右されにくい運用実績を獲得してきました。特に『ストラテA』は過去10年間において、より低いリスクでハイ・イールド債券ファンドのパフォーマンスに近いリターンを計上してきました。リスクを抑えつつ資産をしっかりと成長させたい、マーケット・サイクルに大きく左右されない安定的な運用をしたい、という投資家に向いているのではないでしょうか」
提供:モーニングスター社
――「ストラテA」と同じ基本資産配分比率で運用する米国の「ストラテジック・インカム・ファンド」(以下、ストラテ)ファンドは順調に純資産額を伸ばし、米国における「マルチセクター・ボンド・ファンド」全体の中でもシェアを拡大しています。その理由は何でしょうか。
ビュイック氏「『マルチセクター・ボンド・ファンド』はさまざまな債券セクターに投資でき、リスクが低く、安心感があるという点が人気の背景です。米国では株式への投資から、よりリスクの低い債券への投資に人気が移ってきていますが、金利が低下するなか、今までは、例えば米国債のみだった投資から、より高いリターンを求めて幅広い債券への投資が広がってきています。加えて、『ストラテ』の魅力は、リスクに対するリターンが良好である点です。更に、リターンが高いことはもちろん重要ですが、きちんとリスク管理できていることが非常に重要です」
――今後の債券市場の見通しと、運用姿勢についてお聞かせください。
ビュイック氏「欧州債務問題は世界の金融市場に大きな影響を与えていますが、私は慎重なスタンスで投資に臨んでおり、リスクが高まる可能性に注意しています。こうした金融危機時には米国債に対しては比較的安全な資産としての機能を求めています。また、先進国債券(除く米国)ではイタリアの組み入れ比率を下げ、ドイツの組み入れ比率を上げています。さらに、(危機発生時に)迅速に対応できるように流動性を確保した運用も心がけています」
――最後に投資家へのメッセージをお願いします。
ビュイック氏「日本と米国の『ストラテ』は過去、米国の利上げ局面でも利下げ局面でも一貫して堅調なパフォーマンスを上げており、景気サイクルに左右されにくい運用実績を獲得してきました。特に『ストラテA』は過去10年間において、より低いリスクでハイ・イールド債券ファンドのパフォーマンスに近いリターンを計上してきました。リスクを抑えつつ資産をしっかりと成長させたい、マーケット・サイクルに大きく左右されない安定的な運用をしたい、という投資家に向いているのではないでしょうか」
提供:モーニングスター社