野村AMが「野村原油先物投信(通貨選択型)」、「野村金先物投信(通貨選択型)」を7月31日に設定

 野村アセットマネジメントは7月31日、原油先物や金先物に連動し、加えて新興国通貨の為替ヘッジプレミアムを狙うファンド「野村原油先物投信(通貨選択型)」(追加型)、「野村金先物投信(通貨選択型)」(追加型)計14本の設定・運用を開始する。当初募集期間は7月21日から30日まで。販売会社は野村証券。
 両シリーズは「毎月分配型」「年2回決算型」を選択することが可能。また、投資対象通貨として豪ドル、南アフリカランド、ブラジルレアルを選択することができる。「毎月分配型」では毎月25日に決算を行い、安定分配を行う予定。「年2回決算型」では4月と10月の25日に決算を行い、毎期分配を行う。「マネープールファンド(年2回決算型)」は年2回決算型で投資することができる。

 「野村原油先物投信(通貨選択型)」は米国の原油の先物(WTI先物・期近)、「野村金先物投信(通貨選択型)」は金の先物の価格(COMEX金先物・期近)に概ね連動した動きをとらえる。ただ、実際の取引ではロールオーバーを行うことや各種費用がかかるため、WTI先物価格(期近物)やCOMEX先物価格(期近物)と一致したパフォーマンスとなるわけではない。対象指標のWTI(ウエストテキサスインターミディエート)はNY市場(NYMEX)に上場し、原油先物価格の世界標準として知名度が高い。COMEX金先物も同じくNY市場で取引されており、金先物価格の世界標準のひとつとなっている。商品価格上昇時のキャピタルゲインの獲得を目指すことに加えて、豪ドル、南アフリカランド、ブラジルレアルなどの新興国通貨に為替ヘッジを行う外国籍ファンドへ投資を行うことで、コモディティへの投資にもかかわらず、インカムゲインも狙える設計になっている。
 「比較的変動の激しいコモディティに投資する商品ではあるが、長期で保有することで、コモディティ投資のリスクを平準化させることが期待できる」(野村アセットマネジメント シニア・マーケティング・エグゼクティブ 渡部昭裕氏)との見方だ。インフレ対策や他の資産との関係から分散投資の対象として活用されることが期待されるという。

主な購入費用、コースなど
 買い付け単位:1万円以上1円単位(当初元本1口=1円)
 申込手数料(税込):上限3.15%
 信託報酬:各ファンド(「マネープールファンド」を除く)1.599%程度(マザーファンドも含めた実質的負担額)
「マネープールファンド」0.5775%以内
 スイッチング手数料:各ファンド(「マネープールファンド」を除く)へのスイッチングには1.575%
「マネープールファンド」へのスイッチングは無料
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。