リート、ロシア株に投資するファンドが上位――8月14日まで1カ月のトータルリターン

 モーニングスターがまとめた8月14日までの1カ月間のトータルリターン(全2740ファンド、含むETF)のランキングでは、7月半ばまでの調整から上昇に転じた日本株を反映し、「楽天 日本株トリプル・ブル」<2009061903>が1位となった。一方、5位に「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」<2003120902>が入るなど、海外REIT(リート、上場不動産投信)に投資するファンドが大きく上昇したほか、6位は「ダイワ・ロシア株ファンド」<2008022601>となり、ロシアを含む東欧の株式に投資するファンドも上昇している。
 「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」は、主に米国の上場リートに投資する。長期的に潜在成長性の高いREITに選別投資する。ベンチマークはFTSE NAREIT Equity REITsインデックス(ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQ登録の全エクイティ型REITを構成銘柄とする米国の代表的なREIT指数、税引前配当金込/円ベース指数)。直近3カ月間のトータルリターンはベンチマークを上回っている。また、6月には分配金を60円(5月は50円)に引き上げた。
 「ダイワ・ロシア株式ファンド」の主要投資対象は、ロシア株式(預託証券、米ドル建ての株式等含む)。ポートフォリオでは、エネルギー29.0%、素材31.9%と多い(7月末時点)。7月に原油価格が60ドル台後半まで回復したことや、通信セクターで合併観測が浮上したことが上昇に寄与したとの見方だ。年2回(2月、8月)決算。
提供:モーニングスター社
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