モーニングスターはこのほど、２０１２年設定の追加型株式投信（ＤＣ、ＳＭＡ、ＥＴＦ、限定追加型含む、マネープール除く、以下同）の当初設定金額ランキングをまとめた。

　第１位は１２月２７日に設定された「日興　グラビティ・アメリカズ・ファンド」で２０００億円を集めた。現在設定されているファンドの中では、２０００年２月に設定された「ノムラ　日本株戦略ファンド」<2000020201>の７８９８億円、２００６年１０月に設定された「日興　スリートップ（隔月分配型）」<2006103101>の２１９３億円に次ぐ歴代第３位の当初設定金額となり、６年２カ月ぶりに２０００億円超を集めた。

　第２位は４月２５日設定の「日興ＪＦアジア・ディスカバリー・ファンド」<2012042501>で１３１３億円、第３位が２月１７日設定の「野村　豪ドル債オープン・プレミアム毎月」<2012021701>で８９６億円だった。

　また、年間の当初設定金額合計と設定本数合計は、１兆６９３６億円・３６７本となり、前年比では設定金額で３９．６％増、設定本数で１３．９％減となった。

　なお、年明け２０１３年１月の新規設定ファンドは、前半（１月１日から１５日まで）の設定予定はなく、三菱ＵＦＪ投信が１月１６日設定を予定する「ＰＩＭＣＯニューワールドインカム＜ペソ＞（毎）」が年明け第１号設定となるもよう。
提供：モーニングスター社