インドなどアジア3地域の株式に投資する「ノムラ・アジア・シリーズ」4ファンドを9月16日設定(1)

 野村アセットマネジメントは9月16日、インド、韓国、台湾のアジア3地域の株式にそれぞれ投資する「ノムラ・アジア・シリーズ」の4ファンド(「マネープール・ファンド」も含む)「ノムラ・印度・フォーカス」(追加型/海外/株式)、「ノムラ・韓国・フォーカス」(追加型/海外/株式)、「ノムラ・台湾・フォーカス」(追加型/海外/株式)の設定・運用を開始する。台湾の株式市場単独に投資するファンドは野村AMとしても初めてとなる。また、「ノムラ・韓国・フォーカス」は韓国最大級の運用会社「サムスン インベストメント トラスト マネジメント カンパニー リミテッド」に海外株式の運用委託を行う。当初募集期間は9月15日まで。販売会社は野村証券。年1回(9月12日)決算。
 「ノムラ・アジア・シリーズ」は、アジア3地域のインド、韓国、台湾をそれぞれ主要投資地域とする3ファンドと、「マネープール・ファンド」からなる。「ノムラ・印度・フォーカス」は、インド企業の株式(預託証券を含む)が投資対象。ベンチマークはBSE200指数(ムンバイ200種指数、円換算ベース)となる。インドの代表的な株価指数の中から、インフラから内需関連まである程度幅を持たせた銘柄選択を可能とするために、同指数が選ばれたとしている(例えば、SENSEX指数の採用銘柄は30銘柄だが、BSE200指数は200銘柄と指数の構成銘柄はBSE200種が圧倒的に多い)。
 ポートフォリオは50銘柄から60銘柄程度で構成される予定だが、モデルポートフォリオ上では、ベンチマークに対し金融、資本財・サービスをオーバーウエートとし、エネルギーはアンダーウエートとなっている。シンガポールの「ノムラ・アセット・マネジメント・シンガポール・リミテッド」に運用を委託しており、収益性や流動性などを勘案しボトムアップを中心とした銘柄選別に加え、トップダウンによる業種別配分を加えて、組み入れ銘柄を決定する。
 現状、インフラ整備関連として資本財・サービスや金融などを多く組み入れる見通しとなっているが、金融については現状まだ自動車ローンを利用する世帯が少ないものの、今後はローンといった金融「インフラ」を活用する層が増加するとみていることが背景にある。一方、エネルギーについては割安度などの面で魅力が低いとしている。運用・調査体制では、運用調査に5人、エコノミスト2人が担当する。
提供:モーニングスター社
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