10月後半の新規設定ファンドは44本と多い、「通貨選択型」ファンドが大半占める

 モーニングスターがまとめた10月後半(10月15日から31日)の新規設定ファンド本数は44本。10月前半の7本から大きく増加した。9月後半の6本、08年10月後半の23本からも大きく増加する。野村アセットマネジメントの「野村 北米REIT投信(通貨選択型)」、三井住友アセットマネジメントの「SMBC・日興ニューワールド債券ファンド」、みずほ投信投資顧問の「米国ハイイールド債券ファンド」、DIAMアセットマネジメントの「DIAM新興国ソブリン通貨選択」など「通貨選択型」ファンドが多く設定されたことが影響しているとみられる。
 今年前半に「通貨選択型」ファンドは大きな人気を集め、数多くのファンドが新規設定されたが、今回新規設定される各「通貨選択型」ファンドも販売会社が野村証券、日興コーディアル証券など販売力のある会社がそろっている。2016年のブラジル五輪開催決定など、明るい話題のそろっているブラジル・レアルがこれまでのシリーズと同様に人気を集めるかに注目したい。
 また、10月28日には三菱UFJ投信がネット投資家向けのインデックス・ファンドシリーズ「eMAXIS」(イーマクシス)の運用を開始する。「先進国株式」「先進国債券」「新興国株式」などの代表的な7資産に投資可能なインデックス・ファンドであり、こちらも注目したい。
提供:モーニングスター社
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