UBSグローバルAMが「UBS次世代テクノロジー・ファンド」設定、「宇宙」関連など4技術に注目(1)

 UBSグローバル・アセット・マネジメントは10月23日、世界の次世代テクノロジーに関連する企業の株式に投資する「UBS次世代テクノロジー・ファンド」の設定・運用を開始した。販売会社は大和証券。

 「情報テクノロジー」、「医療テクノロジー」、「環境テクノロジー」、「宇宙テクノロジー」の4分野で技術力や商品開発力などの点で高い成長が見込まれる企業の株式に注目。いわゆるIT銘柄が相当する「情報テクノロジー」に投資対象を限らない点や、「宇宙テクノロジー」といった、他ファンドではあまり取り上げられてこなかった「技術」をも投資対象とする特色あるファンドとなっている。

 当初募集金額は330億7000万円に達するなど、投資家の関心を集めているようだ。ベンチマークはなし。年2回決算(4月23日、10月23日、原則)。

 「UBS次世代テクノロジー・ファンド」は、世界(日本を含む)の次世代テクノロジーに関連する企業の株式を主要投資対象とする。注目テクノロジーとしては、インターネット関連やハードウエア関連の「情報テクノロジー」、新薬開発や先端医療技術・機器などの「医療テクノロジー」、代替エネルギー開発、新農業技術開発などの「環境テクノロジー」、宇宙開発関連の「宇宙テクノロジー」の4分野に大別される。

 運用は、UBSグローバル・アセット・マネジメント・グループで、チューリッヒを拠点とするUBS AG、UBSグローバル・アセット・マネジメントに運用指図に関する権限を委託する。

 運用にあたっては、テーマ型ファンドを運用する「セクター・スペシャリスト」5人が所属するチームが運用を担当。なかでも情報技術やヘルスケア関連の運用経験・知識が豊富なファンドマネジャーが担当することで、高度な専門性が要求される投資対象の分析に対応している。

 個別銘柄の分析、株価評価に当たっては、UBSグローバル・アセット・マネジメント・グループの100名超におよぶアナリストが行うボトムアップの個別銘柄評価をベースとしつつ、信用分析チームやSRI(社会的責任投資)チームの分析情報も活用。

 運用を担当するチームではもともと、「グローバル・マルチテクノロジー・ファンド」という企業の持つ技術に幅広く注目したファンドを運用するなど、同種の「技術」に着目したテーマ型ファンドを運用している。
提供:モーニングスター社
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