UBSグローバルAMが「UBS次世代テクノロジー・ファンド」設定、「宇宙」関連など4技術に注目(2)
UBSグローバル・アセット・マネジメントの「UBS次世代テクノロジー・ファンド」の運用プロセスとしては、世界の次世代テクノロジーに関連する企業群の株式を投資ユニバースとして700銘柄から800銘柄で設定。その中から、バリュエーションなどのスクリーニングを経たあと、詳細な企業ファンダメンタルズ分析を行い、組み入れ候補銘柄として100銘柄から150銘柄程度を決定。その中でも投資妙味が高いと判断される50銘柄程度でポートフォリオを組む予定となっている。
モデルポートフォリオでは、セクター別では情報テクノロジーが41.3%、医療テクノロジーが30.0%と大半を占めており、環境テクノロジーは9.5%、宇宙テクノロジーは7.8%とやや少ない構成となる予定。組み入れ予定の国別構成比では、米国が6割近くと最大になる。一方、日本株も10%近く組み入れられる予定になっている。
個別企業の「テクノロジー」に注目した組み入れを行うことから、ボトムアップでの銘柄選別が中心となると同時に、グローバルな経済動向を見据えた分析視点が必要となる。例えば、「情報テクノロジー」に属するパソコンメーカーを見ると、先進国などではすでにかつてのテレビ並みにパソコンなどの普及が進んでいる一方、新興国の台頭で新たな需要が生まれ、再び成長ステージに入りつつある企業が散見されるという。また、2000年当時の「ITバブル」時とは異なった銘柄群、例えば「クラウド・コンピューティング」など、新たなサービスを展開する企業に注目している点も特徴的だ。
一方、他ファンドでは例をみない「宇宙テクノロジー」に関しては、「国家プロジェクトとして確固たる需要が約束されている例が多く、独創的な研究開発活動によって新しい技術が生まれる分野となっている点にも注目している。過去にも、医療用レーザーなど、宇宙用の最先端技術からの民間技術に転用された技術は多く、今後も新市場が出てくる源の一つとして非常に興味深い投資分野」(UBSグローバル・アセット・マネジメント・投信営業本部)という。
研究開発負担が大きいことから、インフラ関連企業が持つ高い技術と同様に、高い参入障壁がある点も魅力だとしている。足元、世界的な景況感の改善が進む中でも依然先行き不透明感が残る投資環境の中、長期投資の原点として、「先進国の企業が持つ先端技術がもたらす長期的な可能性に注目してほしい」(同)としている。
主な購入費用など
販売単位:10万円以上1円単位
販売手数料(上限、税込み):3.15%
信託報酬率(年、税込み):1.7535%
信託財産留保額:なし
提供:モーニングスター社
モデルポートフォリオでは、セクター別では情報テクノロジーが41.3%、医療テクノロジーが30.0%と大半を占めており、環境テクノロジーは9.5%、宇宙テクノロジーは7.8%とやや少ない構成となる予定。組み入れ予定の国別構成比では、米国が6割近くと最大になる。一方、日本株も10%近く組み入れられる予定になっている。
個別企業の「テクノロジー」に注目した組み入れを行うことから、ボトムアップでの銘柄選別が中心となると同時に、グローバルな経済動向を見据えた分析視点が必要となる。例えば、「情報テクノロジー」に属するパソコンメーカーを見ると、先進国などではすでにかつてのテレビ並みにパソコンなどの普及が進んでいる一方、新興国の台頭で新たな需要が生まれ、再び成長ステージに入りつつある企業が散見されるという。また、2000年当時の「ITバブル」時とは異なった銘柄群、例えば「クラウド・コンピューティング」など、新たなサービスを展開する企業に注目している点も特徴的だ。
一方、他ファンドでは例をみない「宇宙テクノロジー」に関しては、「国家プロジェクトとして確固たる需要が約束されている例が多く、独創的な研究開発活動によって新しい技術が生まれる分野となっている点にも注目している。過去にも、医療用レーザーなど、宇宙用の最先端技術からの民間技術に転用された技術は多く、今後も新市場が出てくる源の一つとして非常に興味深い投資分野」(UBSグローバル・アセット・マネジメント・投信営業本部)という。
研究開発負担が大きいことから、インフラ関連企業が持つ高い技術と同様に、高い参入障壁がある点も魅力だとしている。足元、世界的な景況感の改善が進む中でも依然先行き不透明感が残る投資環境の中、長期投資の原点として、「先進国の企業が持つ先端技術がもたらす長期的な可能性に注目してほしい」(同)としている。
主な購入費用など
販売単位:10万円以上1円単位
販売手数料(上限、税込み):3.15%
信託報酬率(年、税込み):1.7535%
信託財産留保額:なし
提供:モーニングスター社