SMBC信託銀行「PRESTIA」が1周年、世界標準の最新投資戦略を外国籍投信で提供し独自の存在感
SMBC信託銀行が、「PRESTIA」ブランドのもとでサービスを提供開始して11月1日で1年が経過した。豊富な外貨建て商品と、充実したグローバル金融情報の提供を背景に、外貨を活用した資産運用コンサルティングに特徴がある。「国内投資信託にはない最新の運用手法を採用して魅力的なパフォーマンスを残しているファンドを、外貨建てでそのまま提供している。マイナス金利時代となって、円建て資産だけでは運用に限界を感じられている方々の分散投資の選択肢として提案し、多くの方々に受け入れられている」(商品企画部)という。
「PRESTIA」発足の第1号商品として2015年11月に取り扱いを開始した「プレミアム・ファンズ ウェルス・コアポートフォリオ(「ウェルス・コア」)」は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・インターナショナルが運用するマルチ・アセット運用のファンド。1年間で約400億円の純資産残高になり、マルチ・アセット戦略のラップ型ファンドとして、不安定な相場環境においても販売は好調である。
同ファンドは、世界の株式、債券に加え、ヘッジファンドやリアルアセットを含むオルタナティブ資産にも分散投資する。株式に重点をおいて積極的な資産形成をはかる「グロース型」、そして、債券に重点をおいて安定運用を志向する「コンサバティブ型」の2つのポートフォリオが、それぞれに「米ドル建て」と「円建て(ヘッジあり)」コースをそろえ、合計4つのコースで提供している。
「マルチ・アセット戦略は、分散効果を求めて年々進化している。『ウェルス・コア』で提供しているポートフォリオは、あらかじめグローバルに徹底的に分散し、アクティブ運用やオルタナティブ投資を積極的に活用している。しかも、一部ファンドにも投資しているが、ゴールドマン・サックス・グループが運用するファンド以外にも幅広い選択肢を持っている。世界の機関投資家向けにも提供している先端の運用手法を用いている」という。「投資家は運用コースさえ決めれば、その後は、市況が変化しても、ゴールドマン・サックスが最適な組み合わせを選んで運用してくれるので、長期で保有できる点も魅力」としている。
また、16年9月に設定した「ピムコ・バーミューダ・トラスト ピムコ ショート・ターム ストラテジー(「ピムコ ショート・ターム」)」は、現在の金利水準に満足されていない方や、投資経験の浅い顧客を中心に商品を展開している。商品の選定にあたって最も重視したのは、「リスクを抑えた運用でありながら、いかに顧客へリターンを残すことができるのか。具体的には米ドルで投資する顧客が米ドル建てでリターンを狙えるだけでなく、為替ヘッジのコストが上昇傾向にあるなか、円で投資してもリターンが得られるよう販売手数料を無料にし、信託報酬も日米政策金利と連動するよう手数料体系を工夫した」という。投資対象は、金利変動リスクの低い短期債を中心にグローバルな分散投資を行っている。信用リスクや流動性リスクなど様々なリスクを抑制して、安定運用を求めるニーズに応えられるよう預金やMMFプラスαの期待リターンを目指す。
PRESTIAの取り扱いファンド数は、現在約140本あり、うち過半数は円、米ドル、ユーロ、豪ドル建ての外国籍投信だ。「商品選定にあたっては、流行を追うのではなく、『普遍的か? 』『本質的か? 』『再現的か? 』という議論を行って、5年、10年先でも、いかなる環境においても存在価値が変わらないような品質の高いファンドを選定している」という。
また、ファンド選定では「担当者が現地へ出向き、ファンドマネジャーや運用チームと議論を重ね、運用の再現性やオペレーション、リスク管理体制やツールなどを自らの目で確認することで長期にわたって付加価値を提供し続けられる商品か否か判断のうえ、商品を選定している。その結果が差別化された商品展開につながっている」と自信を見せる。この商品選定へのこだわりが、ほかの銀行や証券会社との差別化のポイントになり、不確実性が高まる市場環境においても顧客に豊富な選択肢を提供し、投資リターンとしての付加価値を提供している。
PRESTIAは、「『貯蓄から投資へ』という流れを加速するためには、きわめて安定的な運用が期待できる商品が果たす役割は大きい。『ウェルス・コア』も『ピムコ ショート・ターム』も高度な分散投資で、安定運用の期待に応えている。引き続き、さまざまな環境変化に対応できるクオリティーの高い商品を提供していきたい」としている。
提供:モーニングスター社
「PRESTIA」発足の第1号商品として2015年11月に取り扱いを開始した「プレミアム・ファンズ ウェルス・コアポートフォリオ(「ウェルス・コア」)」は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・インターナショナルが運用するマルチ・アセット運用のファンド。1年間で約400億円の純資産残高になり、マルチ・アセット戦略のラップ型ファンドとして、不安定な相場環境においても販売は好調である。
同ファンドは、世界の株式、債券に加え、ヘッジファンドやリアルアセットを含むオルタナティブ資産にも分散投資する。株式に重点をおいて積極的な資産形成をはかる「グロース型」、そして、債券に重点をおいて安定運用を志向する「コンサバティブ型」の2つのポートフォリオが、それぞれに「米ドル建て」と「円建て(ヘッジあり)」コースをそろえ、合計4つのコースで提供している。
「マルチ・アセット戦略は、分散効果を求めて年々進化している。『ウェルス・コア』で提供しているポートフォリオは、あらかじめグローバルに徹底的に分散し、アクティブ運用やオルタナティブ投資を積極的に活用している。しかも、一部ファンドにも投資しているが、ゴールドマン・サックス・グループが運用するファンド以外にも幅広い選択肢を持っている。世界の機関投資家向けにも提供している先端の運用手法を用いている」という。「投資家は運用コースさえ決めれば、その後は、市況が変化しても、ゴールドマン・サックスが最適な組み合わせを選んで運用してくれるので、長期で保有できる点も魅力」としている。
また、16年9月に設定した「ピムコ・バーミューダ・トラスト ピムコ ショート・ターム ストラテジー(「ピムコ ショート・ターム」)」は、現在の金利水準に満足されていない方や、投資経験の浅い顧客を中心に商品を展開している。商品の選定にあたって最も重視したのは、「リスクを抑えた運用でありながら、いかに顧客へリターンを残すことができるのか。具体的には米ドルで投資する顧客が米ドル建てでリターンを狙えるだけでなく、為替ヘッジのコストが上昇傾向にあるなか、円で投資してもリターンが得られるよう販売手数料を無料にし、信託報酬も日米政策金利と連動するよう手数料体系を工夫した」という。投資対象は、金利変動リスクの低い短期債を中心にグローバルな分散投資を行っている。信用リスクや流動性リスクなど様々なリスクを抑制して、安定運用を求めるニーズに応えられるよう預金やMMFプラスαの期待リターンを目指す。
PRESTIAの取り扱いファンド数は、現在約140本あり、うち過半数は円、米ドル、ユーロ、豪ドル建ての外国籍投信だ。「商品選定にあたっては、流行を追うのではなく、『普遍的か? 』『本質的か? 』『再現的か? 』という議論を行って、5年、10年先でも、いかなる環境においても存在価値が変わらないような品質の高いファンドを選定している」という。
また、ファンド選定では「担当者が現地へ出向き、ファンドマネジャーや運用チームと議論を重ね、運用の再現性やオペレーション、リスク管理体制やツールなどを自らの目で確認することで長期にわたって付加価値を提供し続けられる商品か否か判断のうえ、商品を選定している。その結果が差別化された商品展開につながっている」と自信を見せる。この商品選定へのこだわりが、ほかの銀行や証券会社との差別化のポイントになり、不確実性が高まる市場環境においても顧客に豊富な選択肢を提供し、投資リターンとしての付加価値を提供している。
PRESTIAは、「『貯蓄から投資へ』という流れを加速するためには、きわめて安定的な運用が期待できる商品が果たす役割は大きい。『ウェルス・コア』も『ピムコ ショート・ターム』も高度な分散投資で、安定運用の期待に応えている。引き続き、さまざまな環境変化に対応できるクオリティーの高い商品を提供していきたい」としている。
提供:モーニングスター社