前週の流入額上位―新規設定2ファンドなど4ファンドが新たにランクイン

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2024年3月11日−15日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が12週連続のトップとなったほか、新規設定の2ファンドを含む4ファンドが新たにランクインした。

 「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は446億円の純資金流入となった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・S&P500)、「半導体関連 世界株式戦略ファンド」(愛称:半導体革命)が前々週(3月4日−8日)に続いてトップ10入りした。

 新たにランクインしたのは、14日設定の「GS グローバル社債ターゲット追加型2024−03」(愛称:追加型ワンロード2024−03)、15日設定の「日本好配当リバランスオープンII」の新規設定2ファンドのほか、2月19日−22日以来のランクインとなる「日経225ノーロードオープン」、2023年以降で初のランクインとなる「ロボット・テクノロジー関連株ファンド−ロボテック−」。

 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの「GS グローバル社債ターゲット追加型2024−03」は、日本を含む世界の企業等が発行する債券(ハイ・イールド債券を含む)を主要投資対象とする。約5年を1つの期間とする4つの運用期間において「持ち切り運用」を行い、分配金は各運用期間の最終日(決算日)に支払う。購入申込みは約5年ごとに設定される合計4回の申込期間に受付ける。

 SBI岡三アセットマネジメントの「日本好配当リバランスオープンII」は、日経500種平均株価採用銘柄のうち予想配当利回り上位70銘柄程度の株式に等金額投資する。毎月1回組入銘柄の見直しと組入比率の調整(リバランス)を行う。3、6、9、12月の年4回決算。

 「ロボット・テクノロジー関連株ファンド−ロボテック−」は13日に決算を行い、分配金(1万口当たり、税引前)を2000円とした。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「次世代米国代表株ファンド」(愛称:メジャー・リーダー)、「iFreeNEXT FANG+インデックス」、「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社
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