前週の流入額上位−「次世代米国代表株ファンド」が3カ月振りのランクイン

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2024年6月10日−14日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「次世代米国代表株ファンド」(愛称:メジャー・リーダー)と「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・オールカントリー)の2ファンドが返り咲いた。

 「次世代米国代表株ファンド」は3月4−8日以来3カ月振り、「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」は5月7日−10日以来1カ月ぶりのランクインとなった。「次世代米国代表株ファンド」は6月7日に決算を行い、分配金(1万口当たり、税引前)を694円とした。

 純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」。494億円の純資金流入となり、4週連続のトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」「HSBC インド・インフラ株式オープン」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)「楽天・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・S&P500)「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター)「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」が前々週に続いてトップ10入りした。

 一方、前々週トップ10入りしていたファンドのうち、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)と「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」がトップ10圏外となった。
提供:ウエルスアドバイザー社
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