2月の投信純資産総額は前月比ほぼ横ばいの48兆4722億円=投資信託協会が概況を発表
投資信託協会が2月の投信概況を発表した。株式投信全体の純資産総額は48兆4722億円となり、前月比639億円増とほぼ横ばいとなった。内訳では、運用増減では4944億円の運用減となったのに対し、資金増減(設定から解約・償還を差し引いた増減)が5583億円のプラスとなった。資金増減のプラスは10カ月連続で、昨年9月の6436億円増に続く高水準となっている。投信全体では、資金増減が2630億円のプラスとなる一方、運用増減では4953億円のマイナスで、トータルで純資産は2323億円減少し、59兆6432億円となった。
株式投信を分類別に見ると、国内株式型や国際株式型、バランス型、ファンドオブファンズなどほぼすべての分類で運用増減ではマイナスとなっている。しかし、資金増減では国内株式型が97億円のマイナスと微減だったのに対して、国際株式型やバランス型はブラジルで運用するファンドの人気などがあり、資金増が続いている。ファンドオブファンズも通貨選択型ファンドの設定などで資金増となった。
ギリシャのソブリンリスクの高まりの影響については、「運用面では影響があったとみられるが、資金の流出入をみる限りではそれほど直接的な影響はないと思われる」(投資信託協会副会長の乾文男氏)とコメントしている。
提供:モーニングスター社
株式投信を分類別に見ると、国内株式型や国際株式型、バランス型、ファンドオブファンズなどほぼすべての分類で運用増減ではマイナスとなっている。しかし、資金増減では国内株式型が97億円のマイナスと微減だったのに対して、国際株式型やバランス型はブラジルで運用するファンドの人気などがあり、資金増が続いている。ファンドオブファンズも通貨選択型ファンドの設定などで資金増となった。
ギリシャのソブリンリスクの高まりの影響については、「運用面では影響があったとみられるが、資金の流出入をみる限りではそれほど直接的な影響はないと思われる」(投資信託協会副会長の乾文男氏)とコメントしている。
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