SGAMの「アムンディ・チャインドネシア株投信」、インド、中国、インドネシア3カ国の株式に投資(2)

 ソシエテ ジェネラル アセット マネジメント(SGAM)は3月12日、アジア地域で高い経済成長を誇る中国、インド、インドネシアの3カ国の株式に投資する「アムンディ・チャインドネシア株投信」<2010031201>の設定・運用を開始した。「チャインドネシア」とは、中国(China)、インド(India)、インドネシア(Indonesia)の国名を合成させた造語。この3カ国に限定した組み入れを行うファンドは国内初となる。

 「アムンディ・チャインドネシア株投信」の参考ポートフォリオ(09年12月時点、実際のポートフォリオとは異なる)は、金融30.0%、エネルギー13.8%、一般消費財・サービス10.9%。投資対象3地域の代表的な株価指数であるMSCIチャイナ、MSCIインド、MSCIインドネシア指数を等配分して合成した指数との比較でみると、業種配分の上位には目立った差異はない。
 一方、中国株式の参考ポートフォリオでは組み入れ銘柄数が42銘柄、インド株式部分は30銘柄、インドネシア株式部分は18銘柄と、各市場ともにボトムアップをベースとした集中投資を行うことが特徴となっている。中国株式に投資する部分は、ソシエテジェネラルAMの「SG 中国株ファンド(愛称=悟空)」<2003103105>の運用を担当するベテランのファンドマネジャーが担当。「SG 中国株ファンド」と同様の運用を目指すという。
 一方、インド株式部分は、ノムラ・アセット・マネジメント・シンガポール・リミテッドのベテラン・ファンドマネジャーが担当する。ボトムアップを基本に、アジア株チームやエコノミストなど幅広い運用リソースを活用した運用を行う。インドネシア株式部分は、シンガポールが全額出資する政府系運用機関テマセック・ホールディングスが100%出資するフラトン・マネジメント・カンパニー・リミテッドが投資対象を選別する。同部分でも、同じくベテランのファンドマネジャーが運用に当たるなど、実際の運用部分を担当する運用会社は運用体制、成績ともに優れているところを選別している。

主な購入費用など
販売単位:「一般コース」1万口(当初元本1口=1円)以上1万口単位、「自動けいぞく投資コース」1万円以上1円単位
申込手数料(上限、税込み):3.675%(スイッチング手数料1.8375%)
信託報酬率など(年、税込み):実質、上限は1.995%(マネープールファンドは0.5775%以内)
信託財産留保額:0.3%(マネープールファンドはなし)
提供:モーニングスター社
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