三菱ＵＦＪ信託銀行と三菱商事は７月２日、金、プラチナ、銀、パラジウムの４つの貴金属を信託財産とする貴金属上場信託（現物国内保管型）（「金の果実」シリーズ）４本を新たに設定、東証に上場すると発表した。日本初の、日本国内に保管した貴金属現物の裏付けを持つ商品となる。
　「金の果実」シリーズは以下の通り。

　「純金上場信託（現物国内保管型）（愛称＝金の果実）」<1540.T>：特定指標は東京工業品取引所での金１グラムあたりの先物価格を、一定の貴金属業者が提示するフォワードレートで現在価値に引き直した価格。

　「純プラチナ上場信託（現物国内保管型）（愛称＝プラチナの果実）」<1541.T>：特定指標は東京工業品取引所でのプラチナ１グラムあたりの先物価格を、一定の貴金属業者が提示するフォワードレートで現在価値に引き直した価格。

　「純銀上場信託（現物国内保管型）（愛称＝銀の果実）」<1542.T>：特定指標は東京工業品取引所での銀１００グラムあたりの先物価格を、一定の貴金属業者が提示するフォワードレートで現在価値に引き直した価格。

　「純パラジウム上場信託（現物国内保管型）（愛称＝パラジウムの果実）」<1543.T>：特定指標は東京工業品取引所でのパラジウム１０グラムあたりの先物価格を、一定の貴金属業者が提示するフォワードレートで現在価値に引き直した価格。
提供：モーニングスター社