ＳＢＩアセットマネジメントは１月３０日、１４年１２月に設定した「ＳＢＩグローバル・ラップファンド（愛称：Ｍｙ−ラップ）」の販売額が約２カ月で累計１００億円を突破したと発表した。最近注目を集める「ラップ型ファンド」で、投資家のリスク許容度や投資目的などに合ったコースを選ぶことが可能。「積極型」と「安定型」の２つのコースがある。ラップ型ファンドの中でも、国内外のスマートベータ型ＥＴＦ（上場投資信託）を中心に組み入れる点が特徴だ。

　１４年１２月と１５年１月の純資金流出入額（１月はモーニングスター推計値）をみると、１２月に設定された国内公募追加型株式投信（確定拠出年金専用ファンド、ラップ口座専用ファンド、ＥＴＦなどを除く）５５本の中で「積極型」と「安定型」がそれぞれ第５位、第９位にランクインした。また、モーニングスター大分類「バランス型」に属するファンドとしてはそれぞれ第１位、第２位となっており、投資家から高い人気を集めている。
提供：モーニングスター社