インベスコ プレミア・プラス・ファンド、債券・株式・資源の分散投資で下値リスク限定の安定運用を実現

 「インベスコ プレミア・プラス・ファンド(愛称:真分散革命)」の安定した運用実績が注目されている。先進国の債券・株式・資源資産にリスク・パリティで分散投資し、リスク量を年率8%に近づける安定運用をめざす同ファンドは、運用実績が重なるほどに信頼感が高まる。米国では同じ運用戦略のファンドが10年の運用実績があり、確定拠出年金のデフォルト商品に認定されたほど高く評価されている。インベスコ・アセット・マネジメントのリテール営業本部長である飯森かおり氏に、同ファンドの特徴について聞いた。

 ――ファンドの特徴は?

 「真分散革命」は、「真の分散」の愛称のとおり、資産形成層に受け入れていただける商品として、投資に不慣れな方にも安心して投資していただけるファンドだと思う。

 まず、投資未経験者が投信を買えない理由として大きな「元本割れリスク」について、下げる時の下げ幅が限定されている。当ファンドの実質的な運用先である米国の「バランスト・リスク・アロケーション マザーファンド」(プレミア・プラス運用)の過去5年間の月次リターンは、プラスマイナス5%程度の範囲内にある。価格が下落してもマイナス5%までに納まることは、安心感につながると思う。

 次に、価格変動のリスクを抑えながら、相対的に高いリターンをめざしている。「プレミア・プラス運用」は、リスクを世界国債(年率7.8%)程度に抑え、リターンは世界株式や日本株式を上回る年率8.5%を実現している。ファンドの説明資料では、目標リターンを「円短期金利+年率6.0%」、目標リスク(標準偏差)年率8.0%と説明しているが、この目標は円ベースで得られる水準だ。

 そして、2008年9月末の「プレミア・プラス運用」の開始から過去10年は、リーマンショックや欧州債務危機など、激動の10年間だった。この間、世界株式のリスクは年率20%を超えるが、「プレミア・プラス運用」はリスクを年率8.6%に抑え、年率8.8%のリターンを実現している。設定から17年6月末までの累積リターンはプラス104.7%で、当初投資金額は10年足らずで2倍以上になっている。

 ――具体的な運用の仕組みは?

 先進国の債券・株式・資源資産の3資産を組み合わせ、あらゆる経済局面において安定的なリターンの獲得をめざしている。経済成長期には株式が値上がりし、景気が減速する時は金利が低下するので債券が値上がりする。そして、インフレ期には資源価格が値上がりする。世界の経済局面は、主に3つの局面に分けられ、それぞれの局面で優位性を持つ資産を持つことで、全ての資産の価格が同時に下落する確率が低下する分散投資効果が得られる。

 また、3つの資産への配分比率は、リスクが均等になるよう「リスク・パリティ」という手法で行っている。金額ベースではリスクが相対的に小さい債券の比率が高くなる。そのうえで、目標とするリスク量(年率8%)に近づけるようにポジションを調整している。より分かりやすく言えば、市場環境や価格変動の大きさ、短期的な市場変化に機動的に対応することで、目標に近づけるようにしている。

 ファンドを運用するインベスコ・グローバル・アセット・アロケーションチームは11名のチームで、うち5名がシニアマネージャー。運用業界での経験年数が平均21年という経験豊富なチームだ。定量的な分析によって経済状況を把握し、インベスコ独自のモデルを使ってポジション調整を実施している。

 「プレミア・プラス運用」は米国を中心に全世界で約2兆円(2017年6月末現在)の資産を受託している。また、安定したパフォーマンスが評価され、米国401k(確定拠出年金)のデフォルト商品(加入者が選択を行わない場合に自動的に投資先になる商品)に採用された実績がある。

 ――どのような投資家にふさわしいファンドといえる?

 「インベスコ プレミア・プラス・ファンド(愛称:真分散革命)」は、日本では3年目を迎えたところだが、戦略としては2008年9月の設定で、そこから17年6月末までの運用実績をみると、2年以上保有した場合、全ての期間においてプラスのリターンになっている。

 仕事が忙しく、日々の株価の上げ下げなどに応じた投資先変更などのきめ細かな対応は、プロに任せたいという方にも是非ご検討いただきたい。毎月コツコツと積み立てる資産形成のための商品として相応しいと思う。資産形成の必要性が強く訴えられる今こそ、当ファンドの魅力を広く紹介していきたい。
提供:モーニングスター社
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