野村AMがインデックスFシリーズ「Funds−i」を設定、投資情報を充実させた専用サイト開設(2)
野村アセットマネジメントは2010年11月26日、10本のインデックスファンドで構成される「野村インデックスファンド(愛称:Funds−i)」シリーズを立ち上げた。各ファンドの決算日は年1回(原則、9月6日)。販売会社は野村證券、SBI証券、スルガ銀行、八十二証券、マネックス証券、楽天証券(1月4日より証券ジャパンでも販売を開始)。
「Funds−i」専用のインターネットサイトでは、日本国内や先進国市場に加えて、個人投資家が相対的に入手しにくい新興国の株式市場や債券市場についても、市場動向コメントや指数の動きを示したグラフなどを、マーケット情報として週次で更新している。また、個別のインデックスファンドに関しても、値動きや純資産がわかりやすく確認でき、対象インデックスの詳細な解説も掲載している。
さらに、インデックスファンドについての基本的な知識に関するコンテンツ「はじめてみよう! インデックスファンド」や、対話形式によるインデックスファンド投資のシミュレーション「つみたて物語」といった投資初心者向けのコンテンツから、インデックスファンドによる積極的な投資に活用するための、経済ファンダメンタルズと市場の関係性などについて解説する「インデックス投資のための経済教室」や、各投資対象市場を深く理解するためのさまざまな投資の着眼点を紹介する「鵜目鷹目」といった、実際の投資に役立つ幅広いコンテンツを掲載し、今後も順次更新していく予定。野村AMの持つ投資や商品に関する幅広い知識を生かす形となっている。
「指数に連動する」「小額から投資できる」「買いたい時、売りたい時に売買できる」「長期投資に向いている」といったインデックスファンドの仕組みや特徴は、個人投資家に理解されてきているものの、まだ充分に浸透していない面もある。最近では、投資や資産運用に関する情報の入手手段として、インターネットを通じた情報収集が一般的になっていることから、専用サイトで幅広いコンテンツを提供することになったという。「(投資対象などの)情報がなければ売買ができない。情報があれば、市場の大きな変化に対しても、自分の判断で投資を行うことができる。投資家の背中を押せるコンテンツを目指したい」(運用企画室)という。充実したコンテンツにより、インデックスファンドの「ポータルサイト」として、幅広い投資家を呼び込むことを狙っている。
「Funds−i」シリーズの各ファンドは新規に設定されたものではあるが、すでに運用しているマザーファンドに投資する形を取っており、各マザーファンドともに十分なトラックレコードを有している。また、野村AMはインデックスファンド運用の経験が豊富であり、ETF(上場投資信託)も含めたパッシブ型のマーケットシェアでトップ(9月末時点)。これまでも多様なインデックスファンドを設定・運用している。
「Funds−i」シリーズのなかで、「Funds−i 新興国債券」<2010112605>と「Funds−i 新興国債券・為替ヘッジ型」<2010112606>は、いずれも新興国債券を投資対象としているが、対象指数は同一ではなく、為替ヘッジあり・なし以外にも細かい相違点がある。
「Funds−i 新興国債券・為替ヘッジ型」は、米ドル建ての債券で構成される新興国債券指数(構成国数15カ国、特定の格付け機関による格付がBaa1/BBB+以下)、「Funds−i 新興国債券」は現地通貨建て新興国債券で構成される指数であり、構成国も一部異なる。
「Funds−i 新興国債券・為替ヘッジ型」については、為替ヘッジを行うことから流動性などを勘案した米ドル建て新興国債券を対象とした指数を対象とし、為替ヘッジを行わない「Funds−i 新興国債券」については将来的な市場拡大期待を背景に現地通貨建ての新興国債券を連動対象指数としている。
個人投資家の関心の高い運用管理費用(信託報酬)については、積極的にインデックスファンドを展開している他社と比較して、おおむね海外資産に投資しているインデックスファンドについてはやや低めの設定となっているが、他ファンドから大きくカイ離した水準にはない。
提供:モーニングスター社
「Funds−i」専用のインターネットサイトでは、日本国内や先進国市場に加えて、個人投資家が相対的に入手しにくい新興国の株式市場や債券市場についても、市場動向コメントや指数の動きを示したグラフなどを、マーケット情報として週次で更新している。また、個別のインデックスファンドに関しても、値動きや純資産がわかりやすく確認でき、対象インデックスの詳細な解説も掲載している。
さらに、インデックスファンドについての基本的な知識に関するコンテンツ「はじめてみよう! インデックスファンド」や、対話形式によるインデックスファンド投資のシミュレーション「つみたて物語」といった投資初心者向けのコンテンツから、インデックスファンドによる積極的な投資に活用するための、経済ファンダメンタルズと市場の関係性などについて解説する「インデックス投資のための経済教室」や、各投資対象市場を深く理解するためのさまざまな投資の着眼点を紹介する「鵜目鷹目」といった、実際の投資に役立つ幅広いコンテンツを掲載し、今後も順次更新していく予定。野村AMの持つ投資や商品に関する幅広い知識を生かす形となっている。
「指数に連動する」「小額から投資できる」「買いたい時、売りたい時に売買できる」「長期投資に向いている」といったインデックスファンドの仕組みや特徴は、個人投資家に理解されてきているものの、まだ充分に浸透していない面もある。最近では、投資や資産運用に関する情報の入手手段として、インターネットを通じた情報収集が一般的になっていることから、専用サイトで幅広いコンテンツを提供することになったという。「(投資対象などの)情報がなければ売買ができない。情報があれば、市場の大きな変化に対しても、自分の判断で投資を行うことができる。投資家の背中を押せるコンテンツを目指したい」(運用企画室)という。充実したコンテンツにより、インデックスファンドの「ポータルサイト」として、幅広い投資家を呼び込むことを狙っている。
「Funds−i」シリーズの各ファンドは新規に設定されたものではあるが、すでに運用しているマザーファンドに投資する形を取っており、各マザーファンドともに十分なトラックレコードを有している。また、野村AMはインデックスファンド運用の経験が豊富であり、ETF(上場投資信託)も含めたパッシブ型のマーケットシェアでトップ(9月末時点)。これまでも多様なインデックスファンドを設定・運用している。
「Funds−i」シリーズのなかで、「Funds−i 新興国債券」<2010112605>と「Funds−i 新興国債券・為替ヘッジ型」<2010112606>は、いずれも新興国債券を投資対象としているが、対象指数は同一ではなく、為替ヘッジあり・なし以外にも細かい相違点がある。
「Funds−i 新興国債券・為替ヘッジ型」は、米ドル建ての債券で構成される新興国債券指数(構成国数15カ国、特定の格付け機関による格付がBaa1/BBB+以下)、「Funds−i 新興国債券」は現地通貨建て新興国債券で構成される指数であり、構成国も一部異なる。
「Funds−i 新興国債券・為替ヘッジ型」については、為替ヘッジを行うことから流動性などを勘案した米ドル建て新興国債券を対象とした指数を対象とし、為替ヘッジを行わない「Funds−i 新興国債券」については将来的な市場拡大期待を背景に現地通貨建ての新興国債券を連動対象指数としている。
個人投資家の関心の高い運用管理費用(信託報酬)については、積極的にインデックスファンドを展開している他社と比較して、おおむね海外資産に投資しているインデックスファンドについてはやや低めの設定となっているが、他ファンドから大きくカイ離した水準にはない。
提供:モーニングスター社