投資家はトータルリターン重視志向に―野村AM発表「投資信託に対する意識調査」
野村アセットマネジメントは先ごろ、第7回「投資信託に対する意識調査」結果を発表した。
調査は2012年7月にインターネット経由で行い、全体状況を把握するための事前調査(調査対象は約3万名)と、投資信託の現保有者・過去保有者・保有意向者(非保有者)の約2500名を調査対象とする本調査の2段階で実施された。この中で、設問「投資信託の分配金に対する意識」によると、「分配金は少なくても、基準価額が上がる方がよい」とする回答(選択式・複数回答)が前回調査(第6回・2011年、以下同)から3ポイントアップの36.4%となり、一方「基準価額が下落し続けたとしても一定額の分配金が欲しい」とする回答は同6ポイントダウンの14.2%となり、トータルリターンで投資信託を評価する人たちの比率が上昇していることがわかった。
また、「分配金を多く出すファンドはリスクの高い商品だと思う」とする回答は同4.7ポイントアップの21.4%となるなど、投資信託にまつわる金融リテラシーが向上している結果も明らかになった。
提供:モーニングスター社
調査は2012年7月にインターネット経由で行い、全体状況を把握するための事前調査(調査対象は約3万名)と、投資信託の現保有者・過去保有者・保有意向者(非保有者)の約2500名を調査対象とする本調査の2段階で実施された。この中で、設問「投資信託の分配金に対する意識」によると、「分配金は少なくても、基準価額が上がる方がよい」とする回答(選択式・複数回答)が前回調査(第6回・2011年、以下同)から3ポイントアップの36.4%となり、一方「基準価額が下落し続けたとしても一定額の分配金が欲しい」とする回答は同6ポイントダウンの14.2%となり、トータルリターンで投資信託を評価する人たちの比率が上昇していることがわかった。
また、「分配金を多く出すファンドはリスクの高い商品だと思う」とする回答は同4.7ポイントアップの21.4%となるなど、投資信託にまつわる金融リテラシーが向上している結果も明らかになった。
提供:モーニングスター社