「トヨタグループ株式ファンド」が首位―11月の月間トータルリターンランク
モーニングスターはこのほど、2012年11月末を基準とした過去1カ月間のトータルリターンをランキングした(DC、SMA専用、ETF、およびブル・ベア型を除く純資産額10億円以上のファンドが対象)。
過去1カ月間のトータルリターン上位では、「トヨタグループ株式ファンド」<2003111403>が11.85%の上昇で第1位となった。第2位には「野村 日本ブランド株投資(豪ドル)年2回」<2009042307>が入り、10.93%の上昇。第3位は「野村 日本ブランド株投資(豪ドル)毎月」<2009042302>で10.90%の上昇となった。第4位が「野村 日本ブランド株投資(リラ)年2回」<200904230A>で10.65%の上昇、第5位が「野村 日本ブランド株投資(リラ)毎月」<2009042305>で10.59%の上昇となり、上位5本すべてを国内株式ファンドが占めた。
11月の株式市場は、大型減税の打ち切りと歳出の強制削減が重なる「財政の崖」問題を抱えた米国と、習近平総書記率いる新指導部は保守色が強く、経済改革が後退するとの見方が強まった中国では主要株価が振るわなかったものの、世界全般では上昇局面を迎えた。中でも国内株式市場は、衆議院の解散発表以降、自民党新政権を想定する見方が強まり、積極的な金融緩和策の必要性を主張する安倍晋三自民党総裁の発言が、円安・ドル高につながったことなどから、TOPIX(東証株価指数)は5.27%の上昇となり、相対的に大きな伸びを示した。こうしたなか、国内株式に投資する株式ファンドが大きく上昇した。
一方、トータルリターン下位では、「T&D・Wブル・ベア2(金・Wブル2)」<2012030103>が8.67%の下落、「日興フォルティス 中国A株ファンド」<2009061902>が5.97%の下落、「野村 新中国A株投信」<2010101501>が5.46%の下落などと続き、中国株式を主要投資対象とするファンドの下落が目立った。
提供:モーニングスター社
過去1カ月間のトータルリターン上位では、「トヨタグループ株式ファンド」<2003111403>が11.85%の上昇で第1位となった。第2位には「野村 日本ブランド株投資(豪ドル)年2回」<2009042307>が入り、10.93%の上昇。第3位は「野村 日本ブランド株投資(豪ドル)毎月」<2009042302>で10.90%の上昇となった。第4位が「野村 日本ブランド株投資(リラ)年2回」<200904230A>で10.65%の上昇、第5位が「野村 日本ブランド株投資(リラ)毎月」<2009042305>で10.59%の上昇となり、上位5本すべてを国内株式ファンドが占めた。
11月の株式市場は、大型減税の打ち切りと歳出の強制削減が重なる「財政の崖」問題を抱えた米国と、習近平総書記率いる新指導部は保守色が強く、経済改革が後退するとの見方が強まった中国では主要株価が振るわなかったものの、世界全般では上昇局面を迎えた。中でも国内株式市場は、衆議院の解散発表以降、自民党新政権を想定する見方が強まり、積極的な金融緩和策の必要性を主張する安倍晋三自民党総裁の発言が、円安・ドル高につながったことなどから、TOPIX(東証株価指数)は5.27%の上昇となり、相対的に大きな伸びを示した。こうしたなか、国内株式に投資する株式ファンドが大きく上昇した。
一方、トータルリターン下位では、「T&D・Wブル・ベア2(金・Wブル2)」<2012030103>が8.67%の下落、「日興フォルティス 中国A株ファンド」<2009061902>が5.97%の下落、「野村 新中国A株投信」<2010101501>が5.46%の下落などと続き、中国株式を主要投資対象とするファンドの下落が目立った。
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