新興国株式と新興国の現地通貨建てソブリン債に投資――「JPM新興国毎月決算ファンド」(1)
JPモルガン・アセット・マネジメントは10月30日、新興国株式と新興国の現地通貨建てソブリン債に投資する「JPM新興国毎月決算ファンド(愛称=あいのり)」の設定・運用を開始した。
従前より個人投資家の関心が高い新興国の資産だが、新興国株式と新興国の現地通貨建て債券を組み合わせて投資するという、「これまでありそうでなかった」(投資信託部)組み合わせに注目したファンドになる。販売会社は千葉銀行。毎月(11日、原則)決算。また、3カ月(3月、6月、9月、12月)ごとに分配原資に応じてボーナス分配を行う予定。11月6日時点の純資産総額は4億4100万円。
「JPM新興国毎月決算ファンド」は、先進国債券と比較して相対的に利回りの高い「現地通貨建て新興国ソブリン債券」にファンドの80%を、新興国株式のなかでも特に成長性の高いとみられるBRICS5(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)に20%をそれぞれ投資する。新興国株式と現地通貨建て新興国ソブリン債券を組み合わせて投資することで、債券投資による高水準の利子収入と株式の持つ高い成長性を狙う。
資産配分は、市場見通しに応じて基本資産配分(新興国株式20%、現地通貨建て新興国ソブリン債券80%)から、おおむね±10%の範囲で随時調整するとしている。原則、為替ヘッジは行わない。
実際の投資にあたっては、新興国債券部分は「JPM新興国現地通貨ソブリン・マザーファンド(適格機関投資家専用)」、新興国株式部分は「JPM・BRICS5・マザーファンド(適格機関投資家専用)」と既存のマザーファンドを通じた投資を行う。
「JPM新興国現地通貨ソブリン・マザーファンド(適格機関投資家専用)」は、「JPMグローバル債券3分散ファンド(毎月決算型)」などに組み入れられており、「JPM・BRICS5・マザーファンド(適格機関投資家専用)」は「JPM・BRICS5・ファンド(愛称=ブリックス・ファイブ)」などに組み入れられている(「ブリックス・ファイブ」の国別構成比率は中国で23.5%、ブラジル21.9%、ロシア20.0%、インド17.5%、南アフリカ17.1%。業種別構成比率では、銀行22.5%、素材13.8%、エネルギー13.3%など。9月末時点)。
提供:モーニングスター社
従前より個人投資家の関心が高い新興国の資産だが、新興国株式と新興国の現地通貨建て債券を組み合わせて投資するという、「これまでありそうでなかった」(投資信託部)組み合わせに注目したファンドになる。販売会社は千葉銀行。毎月(11日、原則)決算。また、3カ月(3月、6月、9月、12月)ごとに分配原資に応じてボーナス分配を行う予定。11月6日時点の純資産総額は4億4100万円。
「JPM新興国毎月決算ファンド」は、先進国債券と比較して相対的に利回りの高い「現地通貨建て新興国ソブリン債券」にファンドの80%を、新興国株式のなかでも特に成長性の高いとみられるBRICS5(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)に20%をそれぞれ投資する。新興国株式と現地通貨建て新興国ソブリン債券を組み合わせて投資することで、債券投資による高水準の利子収入と株式の持つ高い成長性を狙う。
資産配分は、市場見通しに応じて基本資産配分(新興国株式20%、現地通貨建て新興国ソブリン債券80%)から、おおむね±10%の範囲で随時調整するとしている。原則、為替ヘッジは行わない。
実際の投資にあたっては、新興国債券部分は「JPM新興国現地通貨ソブリン・マザーファンド(適格機関投資家専用)」、新興国株式部分は「JPM・BRICS5・マザーファンド(適格機関投資家専用)」と既存のマザーファンドを通じた投資を行う。
「JPM新興国現地通貨ソブリン・マザーファンド(適格機関投資家専用)」は、「JPMグローバル債券3分散ファンド(毎月決算型)」などに組み入れられており、「JPM・BRICS5・マザーファンド(適格機関投資家専用)」は「JPM・BRICS5・ファンド(愛称=ブリックス・ファイブ)」などに組み入れられている(「ブリックス・ファイブ」の国別構成比率は中国で23.5%、ブラジル21.9%、ロシア20.0%、インド17.5%、南アフリカ17.1%。業種別構成比率では、銀行22.5%、素材13.8%、エネルギー13.3%など。9月末時点)。
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