「国際債券・オセアニア」、「国際株式・欧州」のヘッジなしが上位に――10月の投信市場
モーニングスターがまとめた10月の投信市場における類似ファンド分類ごとの1カ月リターン平均では、主要な類似ファンド分類平均のなかでみると、「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」(18本)の1カ月のトータルリターンの平均が5.31%の上昇で1位となった。また、9月に続き「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」(24本)が4.99%の上昇で2位に入るなど、高い上昇率を保った。
「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」では、オーストラリア中央銀行が政策金利を3.0%から3.25%に引き上げ、高金利通貨への資金流入から豪ドル高・円安が進んだことが理由とみられる。一方、「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」では、ロシア・東欧に投資するファンドの上昇が著しかった。ユーロ高・円安が進んだことも影響したとみられる。一方、この間大きく下落したのが「J−REIT」(22本)で、5.28%の下落となった。米住宅指標の悪化や日本の株式市場の下落が影響した。
10月に新規設定された追加型ファンドは計50本となり、通貨選択型の大型ファンドの設定が相次いだ。当初募集金額は「SMBC・日興ニューワールド債券(レアル)」<200910300D>が956億円超、「野村 北米REIT投信(レアルコース)毎月」<2009102103>が895億円超と大きな金額を集めた。
提供:モーニングスター社
「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」では、オーストラリア中央銀行が政策金利を3.0%から3.25%に引き上げ、高金利通貨への資金流入から豪ドル高・円安が進んだことが理由とみられる。一方、「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」では、ロシア・東欧に投資するファンドの上昇が著しかった。ユーロ高・円安が進んだことも影響したとみられる。一方、この間大きく下落したのが「J−REIT」(22本)で、5.28%の下落となった。米住宅指標の悪化や日本の株式市場の下落が影響した。
10月に新規設定された追加型ファンドは計50本となり、通貨選択型の大型ファンドの設定が相次いだ。当初募集金額は「SMBC・日興ニューワールド債券(レアル)」<200910300D>が956億円超、「野村 北米REIT投信(レアルコース)毎月」<2009102103>が895億円超と大きな金額を集めた。
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