「ラップ型ファンド」新規設定相次ぐ、少額で「お任せ型運用」提供
従来は富裕層向けのサービスであった「投資一任運用商品(ラップ口座)」のノウハウをつめ込んだ「ラップ型ファンド」の新規設定が相次いでいる。
1月に国際投信投資顧問が「スマート・クオリティ・オープン(1年決算型)」シリーズ(愛称:スマラップN)を3本、2月に三菱UFJ投信が「三菱UFJアドバンスト・バランス」シリーズ(愛称:ファーストラップ/ちょうわ)を2本設定したのに続き、3月には新光投信が「新光スマート・アロケーション・ファンド」シリーズ(愛称:さくラップ)と「みずほラップファンド」シリーズ(愛称:Mラップ)をそれぞれ3本ずつ設定した。
国内のラップ型ファンドは15年3月末時点で35本(注)まで品ぞろえが増えた。市場規模は15年3月末時点で5587億円と1年前と比較して約4.5倍に急増している。最大規模である三井住友トラスト・アセットマネジメントの「コア投資戦略ファンド」シリーズ(愛称:コアラップ)は3691億円の残高を誇る。
ラップ口座は、最低投資金額が高額なことや、投資顧問報酬がかかるなど、敷居が高い側面があったが、投資信託である「ラップ型ファンド」は少額から手軽に始めることができる。投資家の運用目的やリスク許容度などに合ったコースを選ぶことが可能で、市場環境に応じて資産配分の見直しも行うファンドが多く、「お任せ型運用」と言える。
(注)ファンド名または愛称に「ラップ」を含む国内公募追加型投信(確定拠出年金向け、ファンドラップ向け、ETF等除く)が対象
提供:モーニングスター社
1月に国際投信投資顧問が「スマート・クオリティ・オープン(1年決算型)」シリーズ(愛称:スマラップN)を3本、2月に三菱UFJ投信が「三菱UFJアドバンスト・バランス」シリーズ(愛称:ファーストラップ/ちょうわ)を2本設定したのに続き、3月には新光投信が「新光スマート・アロケーション・ファンド」シリーズ(愛称:さくラップ)と「みずほラップファンド」シリーズ(愛称:Mラップ)をそれぞれ3本ずつ設定した。
国内のラップ型ファンドは15年3月末時点で35本(注)まで品ぞろえが増えた。市場規模は15年3月末時点で5587億円と1年前と比較して約4.5倍に急増している。最大規模である三井住友トラスト・アセットマネジメントの「コア投資戦略ファンド」シリーズ(愛称:コアラップ)は3691億円の残高を誇る。
ラップ口座は、最低投資金額が高額なことや、投資顧問報酬がかかるなど、敷居が高い側面があったが、投資信託である「ラップ型ファンド」は少額から手軽に始めることができる。投資家の運用目的やリスク許容度などに合ったコースを選ぶことが可能で、市場環境に応じて資産配分の見直しも行うファンドが多く、「お任せ型運用」と言える。
(注)ファンド名または愛称に「ラップ」を含む国内公募追加型投信(確定拠出年金向け、ファンドラップ向け、ETF等除く)が対象
提供:モーニングスター社